インビザライン治療後の保定装置(リテーナー)とは?特徴を解説

公開日: 2023/12/19

更新日: 2023/12/19

インビザラインリテーナーアイキャッチ画像 インビザラインの矯正が終わった後、リテーナーの使用について心配や疑問を持っている方も多いでしょう。
本記事では、リテーナーの種類や装着に関する疑問について、わかりやすく解説していきます。
矯正後の歯を固定し、歯が元に戻るのを防ぐためにリテーナーは欠かせません。矯正の効果を長く維持し、毎日の笑顔をさらに輝かせましょう。

インビザライン治療後にリテーナーが必要な理由

理由 インビザラインを含めたすべての矯正治療後、何もしないと歯は元の状態に戻ろうとします(後戻り)。
綺麗な歯並びを保つためには歯並びが安定するまでの期間、リテーナーという保定装置を使い、歯をしっかり定着させることが大切です。

ここでは、リテーナーが必要な理由について詳しく説明します。

矯正治療直後の後戻りを防ぐため

「後戻り」とは、インビザライン矯正によって整えられた歯が、元の位置に戻ろうとする現象を指します。
矯正治療直後は、動かされた歯やその周囲の組織はまだ安定していないため、元の位置へ戻ろうとする傾向があります。

後戻りを防ぐためには、一定期間、リテーナー(保定装置)を着用することが重要です。 治療直後は、1日20時間以上のリテーナー装着が必要で、時間が経過するにつれて徐々に着用時間を減らしていきます。

リテーナーを使用しないと、最悪の場合たった数日で、歯並びが元の状態へと大きく戻ることがあります。

後戻りによって、歯の位置が変わると、リテーナーを再度装着する際に痛みを感じたり、リテーナーの作り直しが必要になったりすることもあります。
再矯正にならないためにも、リテーナーは正しく装着することが重要です。

口腔習癖や舌癖による後戻りを防ぐため

歯並びが後戻りする原因の1つに、口腔内や舌のクセがあります。

例えば、舌を前に出すクセ爪や唇を噛むなどは、歯並びに悪影響を与え、後戻りを引き起こします。

親知らずや歯周病の影響を防ぐため

親知らずが生えてくると他の歯に圧力が加わるため、その影響で歯並びが乱れてくる場合があります。
また、歯周病が進行すると歯を支える骨の量が少なくなるため、結果的にわずかな力でも歯が動きやすくなります。

親知らずや歯周病のような後天的な歯並びへの影響を防ぐためにも、リテーナー装着が必要です。
日頃から丁寧に歯を磨き、定期的に歯科医院で検診やクリーニングを受けることが、歯周病を予防し、矯正治療の効果を維持する上で重要と言えます。

強引な治療は後戻りしやすいため

インビザラインは多くの歯並びに対して効果的ですが、すべての症例に適しているわけではありません。
特に、骨格の問題が関係している場合や、歯を大きく動かす必要がある症例では、インビザラインでの矯正が難しいことがあります。

向いていない症例に対して、インビザラインで無理に治療した場合、歯並びや咬み合わせが不安定になるため後戻りしやすくなります。

少しでも歯並びを長持ちさせるため、リテーナーの使用が望ましいでしょう。

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インビザラインのリテーナーの種類

矯正後のリテーナー インビザラインのリテーナーには「ワイヤータイプ(フィックスタイプ)」「マウスピースタイプ」「プレートタイプ」の3種類があります。
それぞれのメリットとデメリットについてチェックしておきましょう。

ワイヤータイプ(フィックスタイプ)

ワイヤーリテーナーの画像 ワイヤータイプリテーナーは、歯の裏側に直接ワイヤーを張り付ける保定装置で、主に上下の前歯6本に用いられます。
この装置は内側にあるため、外からは目立ちにくく、細いワイヤーを使用しているので違和感が少ないのが特徴です。

しかし、固定式で取り外すことができないため、ブラッシングが難しくなるというデメリットがあり、定期的な歯科医院でのクリーニングが必要になります。

また、装置が歯の裏側にあるため、自分で状態をチェックするのが難しく、正しく取り付けられていない場合は、歯並びが元に戻る可能性もあります。さらに、固い食べ物を噛む際にワイヤーを固定している接着剤が取れてしまうことがあり、その場合は歯科医院での再装着が必要になり、追加費用がかかる場合もあります。

マウスピースタイプ

マウスピースタイプのリテーナーの画像 マウスピースタイプのリテーナーは、インビザライン矯正で使用される透明なマウスピースに似ており、歯全体を覆うことで奥歯を含めた歯の動きを防ぎます。

マウスピースタイプのリテーナーは目立ちにくく、取り外しできるのが特長で、周囲に保定していることに気付かれにくく、いつも通り快適に使用することができます。

しかし、歯ぎしりや食いしばりがある人は、穴が開いたり亀裂が入ったりしやすいです。そのため、リテーナーの頻繁な交換や作り直しが必要になることがあります。

ビベラリテーナー

マウスピースタイプのリテーナーのうちインビザライン・ジャパン株式会社が提供するマウスピースタイプリテーナーをビベラリテーナーと言います。

ビベラリテーナーは、耐久性が高い素材を使用しているため、一般的なマウスピースタイプよりも割れたり壊れたりするリスクが低いリテーナーです。

ビベラリテーナーの作成には追加費用が発生する場合もありますが、リテーナーが歯ぎしりで頻繁に割れる人は歯科医院に相談してみましょう。

プレートタイプ

プレートタイプのリテーナーの画像 プレートタイプのリテーナーは、歯の表面にワイヤー、歯の裏側は透明なプラスチックで覆われた取り外し可能なリテーナーです。

プレートタイプは、歯ぎしりや食いしばりの癖がある人に向いています。噛み合わせ部分を覆わない設計のため、癖があっても破損しにくいです。

取り外し可能な上、壊れてしまっても修理可能な場合もあり、比較的長い期間使用可能なリテーナーです。

しかし、歯の表面に直接ワイヤーが配置されているため、笑う時や話す時にリテーナーが目立ちやすいのがデメリットです。
また、他のリテーナーに比べ費用が高い場合が多いです。

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リテーナーではインビザラインのアタッチメントはどうなる?

アタッチメントの画像 アタッチメントとは、歯を動かしやすくするために歯に装着する、白い突起物のような小さな樹脂製のパーツのことです。

インビザライン矯正では、アタッチメントを使用することによって、マウスピース単体では難しい動きも実現することが可能になります。

インビザラインのアタッチメントを付けるタイミング

アタッチメントは、治療開始と同時数枚目のマウスピースを交換する際に設置されます。
基本的に矯正治療中は、ずっとアタッチメントを装着した状態でマウスピースの交換をすすめていきます。

インビザラインのアタッチメントを外すタイミング

インビザラインのアタッチメントは保定期間に入るタイミングで外します。   保定期間は保定装置のみの装着となり、アタッチメントは必要ありません

「リファインメント」と呼ばれるマウスピースの作り直しのタイミングで、一時的にアタッチメントを外す場合もありますが、矯正治療が続いている限りアタッチメントは装着されることが多いです。

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保定期間にかかる金額はどれくらい?

費用の計算 インビザラインの保定期間では、主にリテーナー代と経過観察料に費用がかかります。

リテーナーの費用

保定期間に使用するリテーナーにかかる費用は医院によってさまざまですが、1万~6万円程度になります。

・マウスピースタイプ:約1~2万円
・ワイヤータイプ:約2~4万円
・プレートタイプ:約2~6万円

マウスピースタイプリテーナーやビベラリテーナーの場合、あらかじめセット料金としてリテーナー代が矯正費用に含まれている場合もあります。ワイヤータイプやプレートタイプは、追加費用が発生する場合がほとんどです。
事前に歯科医院にご確認ください。

経過観察料

保定期間中は、数か月ごとに後戻りが起こっていないかリテーナーを適切に使用できているか等を確認するため診察を受ける必要があります。
平均的な診察費用は3,000円から10,000円程度です。

リテーナーの作り直しや追加購入費用

リテーナーが破損や紛失するなどした場合、作り直す必要があります。
その場合、元のリテーナーを作成するのと同程度の金額が発生しますので注意しましょう。

よくある破損の原因として、お手入れの際に熱いお湯をかけてしまうなどがあります。リテーナーの洗浄は基本的に水で行い、専用の洗浄剤を使用しましょう。
食事中にリテーナーを外さないことも破損に繋がります。衛生面にも問題がありますので、リテーナーを装着したままの食事は避けましょう。

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リテーナーの装着期間は?いつまで?

治療期間とカレンダーの画像 ここでは、インビザラインでのリテーナーの装着期間に関するよくある質問について回答していきます。

詳細な保定期間や注意点については、こちらをご覧ください。
インビザラインの保定期間はどれくらい?注意点についても解説

リテーナーは1日にどれくらい装着すればいい?

リテーナーの装着時間は、通常1日に20時間以上が推奨されています。

固定式のワイヤーリテーナーの場合、装着時間について心配する必要はありませんが、取り外し可能なリテーナーを使用する場合は、患者自身で管理が必要です。

歯並びが安定するにつれて、リテーナーの装着時間を徐々に減らし、最終的には就寝時のみの装着になります。

リテーナーを装着するのは夜だけでも大丈夫?

インビザラインのリテーナーを夜しか装着しない場合、歯並びの後戻りリスクが高くなるため、避けたほうがよいでしょう。

リテーナーは整った歯並びを安定させる役割を持っており、夜間だけの装着では、1日のうち14時間以上歯が動く時間が生じ、安定を保つのが難しくなります。

適切な装着時間は1日20時間以上とされ、治療直後の半年間は後戻りが最も起こりやすいため、特に注意が必要です。

自己判断で装着時間を変更するのは避け、歯科医師の指示に従うことが重要です。

リテーナーはいつまで装着すれば良い?

リテーナーの装着、つまり保定期間は通常最低1年~2年間必要とされています。
歯並びが整ってきたと感じても、自分で判断してリテーナーを外すのは避けた方が良いでしょう。

リテーナーは一生装着する必要がある?

インビザラインの保定期間が終わった後、リテーナーを使用し続けても問題ありません

矯正治療をした/しないに関わらず、歯や顎の骨は一生動き続けます
そのため、保定期間後も美しい歯並びをキープするためには、2,3日に一度はリテーナーを装着することが推奨されます。

リテーナーをなくしたらどうする?追加費用はかかる?

保定期間中にリテーナーを紛失してしまった場合、まずは通院先の歯科に連絡し、新しいリテーナーの作成を依頼しましょう。通常のリテーナー作成費用と同様の費用がかかることが多いです。

新しいリテーナーが届くまでの期間は、通常1〜2週間程度かかります。しかしその間、何も装着しないと、後戻りがどんどん進んでしまいます。 そこで、紛失したリテーナーの代わりに、インビザライン矯正中に使用していたマウスピースを一時的に使用することが多いです。

リテーナーは紛失しやすいため、外した際には付属のケースに入れる習慣を身につけましょう。

リテーナーが破損してしまった場合は?

マウスピースタイプに小さな傷や穴ができた場合、引き続き使用することが可能な場合もあります。
しかし、大きく変形したり割れたりして、歯に合わなくなった場合は、作り直しが必要になります。

プレートタイプのリテーナーの場合、金属が変形したり、プラスチック部分が破損したりすることが多く、これらの場合も修理が必要です。

まとめ

インビザライン矯正後の歯並びを維持するには、リテーナーを正しく使うことが最も重要です。
本記事で解説した後戻りの原因やリテーナーについての注意点を守り、歯が元の位置に戻ることを防ぎ、矯正後の美しい歯並びを長く保ちましょう。

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