更新日: 2025/02/26
しゃくれ(下顎前突)は、自力で完全に治すことは難しいですが、セルフケアによって悪化を防ぐことは可能です。
しゃくれを放置すると、噛み合わせの悪化や顎関節症のリスクが高まるため、早めの対策が重要です。
本記事ではしゃくれのセルフケアや治療方法について詳しく解説します。
※この記事にはPR情報が含まれます。 ※記事記載の施術の効果効能などには個人差があり保証するものではありません。 ※最新情報は各医院公式サイトにてご確認ください。
記事の編集・責任者歯科医師齋藤博愛先生
医療法人 誓栄会 千賀デンタルクリニック 副理事長。東京歯科大学 卒業。慶應義塾大学病院歯科・口腔外科研修修了。
日本歯周病学会,日本口腔インプラント学会,日本口腔外科学会所属。
顎のしゃくれを自力で完全に治すことは難しいです。しかし、セルフケアを取り入れることで、症状の悪化を予防することは可能です。
ここでは、しゃくれの悪化を防ぐためのセルフケア方法について詳しく解説します。
頬杖をつく癖は、無意識に顎へ圧力をかけることで、下顎が前に突き出る原因となります。特に片側だけに頬杖をつくと、左右のバランスが崩れ、顎の歪みが進行しやすくなるでしょう。
また、長時間の頬杖は顎関節に負担をかけ、痛みや噛み合わせのズレを引き起こす可能性もあります。対策として、頬杖をつく状況を意識し、姿勢を見直すことが大切です。
例えば、椅子の高さや机の位置を調整し、背筋を伸ばした姿勢で作業する習慣を心がけるとよいでしょう。日常生活で小さな工夫を積み重ねることで、しゃくれの悪化を予防できます。
口呼吸が続くと、舌が下がりやすくなり、下顎が前に押し出されることでしゃくれが悪化してしまいます。
また、口呼吸は口内の乾燥を招き、虫歯や歯周病のリスクを高めます。防ぐためには、まず鼻詰まりなどの原因を解消し、鼻呼吸を意識することが重要です。
例えば、就寝時に口にテープを貼ることで、自然と鼻呼吸が促されます。また、日中も意識的に口を閉じることで、舌が正しい位置に保たれやすくなり、結果として顎の位置も安定するのです。
日常から鼻呼吸を習慣化することが、しゃくれの予防に役立ちます。
舌の位置が正しくないと、下顎に余計な力がかかり、しゃくれが進行しやすくなります。理想的な舌の位置は、上顎の前歯の付け根付近に舌先があり、舌全体が軽く上顎に触れている状態です。
舌が常に下がっていると、下顎が前に押し出されるため、定期的なトレーニングが必要です。例えば、「あいうべ体操」という口の体操を毎日行うことで、舌の筋力を鍛え、正しい位置を保ちやすくなります。
また、食事の際にしっかり噛むことも効果的です。硬い食材を取り入れ、よく噛むことで、舌や顎の筋肉をバランスよく鍛えられます。
しゃくれを放置しておくと、見た目の問題だけでなく、健康面でもさまざまなリスクが生じる可能性があります。ここでは、しゃくれを放置することで起こりうる具体的なリスクについて詳しく解説します。
しゃくれを放置すると、上下の歯の噛み合わせが崩れ、咀嚼に支障をきたしてしまいます。噛み合わせが悪いと、食べ物を十分にすりつぶせず、消化器官への負担が増える可能性があるのです。
また、特定の歯に過度な負担がかかることで、歯のすり減りや歯周病のリスクが高まることも懸念されます。さらに、噛み合わせのズレが首や肩の筋肉に影響を与え、頭痛や肩こりを引き起こすこともあるでしょう。
これらの症状を防ぐためには、早めの対策が重要です。
しゃくれの状態が続くと、顎関節に過度な負担がかかり、顎関節症を引き起こす可能性があります。顎関節症になると、口を開閉する際に痛みを感じたり、顎がカクカクと音を立てるといった症状が現れます。
さらに、顎の可動域が狭まり、食事や会話がしづらくなることもあるでしょう。長期的に放置すると、慢性的な痛みや筋肉の緊張が続き、日常生活に支障をきたす可能性が高くなります。
顎関節症を防ぐためには、専門医の診察を受け、適切な治療を行うことが大切です。
しゃくれが原因で口の形や舌の動きが制限されると、発音が不明瞭になることがあります。特に「サ行」や「タ行」の発音が難しくなるケースが多く、人と話す際にストレスを感じることもあるでしょう。
また、下顎が前に突出していると口が閉じにくくなり、口呼吸が習慣化しやすくなります。口呼吸が続くと、口の中がしやすくなり、虫歯や歯周病、口臭のリスクが高まることもあるでしょう。
これらの問題を避けるためには、適切な矯正治療やセルフケアを行うことが重要です。
しゃくれの改善には、セルフケアだけでは難しく、歯科や医療機関での専門的な治療が必要になる場合が多いです。ここでは、しゃくれを治すための具体的な治療方法について詳しく解説します。
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーの力を利用して歯並びを整える治療方法です。
適用範囲が広く、軽度から重度の不正咬合まで対応できる点が大きなメリットです。特に、しゃくれの改善には骨格の影響が強いため、ワイヤー矯正と外科矯正を併用することもあります。
一方で、装置が目立ちやすく、装着初期には痛みや違和感がともなうことがあります。また、食事の際に食べ物が詰まりやすく、歯磨きが難しくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性も高いです。
治療期間や費用については、下記の表を参考にしてください。
全体矯正(抜歯あり) | 12ヶ月~49ヶ月 |
---|---|
全体矯正(抜歯なし) | 10ヶ月~61ヶ月 |
部分矯正(抜歯あり) | 8ヶ月~42ヶ月 |
部分矯正(抜歯なし) | 14ヶ月 |
全体矯正(抜歯あり) | 60万~137.5万 |
---|---|
全体矯正(抜歯なし) | 60万~126.5万 |
部分矯正(抜歯あり) | 60万~93.5万 |
部分矯正(抜歯なし) | 42万 |
全体矯正(抜歯あり) | 15ヶ月~61ヶ月 |
---|---|
全体矯正(抜歯なし) | 12ヶ月~66ヶ月 |
部分矯正(抜歯あり) | 16ヶ月~36ヶ月 |
部分矯正(抜歯なし) | 3ヶ月~48ヶ月 |
全体矯正(抜歯あり) | 50万~126.5万 |
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全体矯正(抜歯なし) | 50万~105.6万 |
部分矯正(抜歯あり) | 14万~80万 |
部分矯正(抜歯なし) | 14万~73.5万 |
全体矯正(抜歯あり) | 22ヶ月~59ヶ月 |
---|---|
全体矯正(抜歯なし) | 25ヶ月~38ヶ月 |
部分矯正(抜歯なし) | 3ヶ月~14ヶ月 |
全体矯正(抜歯あり) | 87.5万~138万 |
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全体矯正(抜歯なし) | 110万~113.5万 |
部分矯正(抜歯なし) | 23万~42万 |
マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを用いて歯を徐々に移動させる治療法です。目立ちにくく、取り外しが可能なため、食事や歯磨きがしやすいというメリットがあります。
また、ワイヤー矯正と比べると口内への違和感や痛みが少ないとされています。しかし、歯を動かす力がワイヤー矯正に比べて弱く、適応できる症例が限られる点がデメリットです。
また、1日20時間以上装着する必要があるため、自己管理が求められます。しゃくれの症状が軽度であれば適応可能な場合もありますが、重度の場合はワイヤー矯正や外科手術を検討しなければなりません。
治療期間や費用については下記を参考にしてください。
全体矯正(抜歯あり) | 12ヶ月~36ヶ月 |
---|---|
全体矯正(抜歯なし) | 4ヶ月~36ヶ月 |
部分矯正(抜歯なし) | 5ヶ月~18ヶ月 |
全体矯正(抜歯あり) | 75万~102万 |
---|---|
全体矯正(抜歯なし) | 40万~102万 |
部分矯正(抜歯なし) | 15万~45万 |
しゃくれが骨格の影響による場合、外科手術が必要なこともあります。手術では顎の骨を切り、適切な位置に再配置したうえで固定することで、根本的な改善を目指します。
特に、しゃくれが著しい場合には効果的で、見た目だけでなく噛み合わせの機能も大きく向上するでしょう。一方で、全身麻酔が必要であり、手術後は一定期間の入院やリハビリが求められます。
保険適用の場合、手術費用は50万~65万円ほどですが、自由診療では140万~400万円に及ぶこともあります。治療期間は、術前矯正、手術、術後矯正を含めると2年程度かかるのが一般的です。
しゃくれや噛み合わせの改善を考えている方には、スマイルモア矯正がおすすめです。透明なマウスピースを使用するため、目立たずに矯正を進められるのが特徴です。
取り外し可能なため、食事や歯磨きの際の不便もありません。また、一人ひとりに合った治療プランを提案し、分割払いにも対応しているため、費用の負担を抑えながら治療を受けられます。
無料カウンセリングも実施しているため、まずはお気軽にご相談ください。
スマイルモア矯正の詳細はこちらから!→公式サイト
しゃくれを自力で治すことは難しいですが、適切なセルフケアを行うことで悪化を防ぐことは可能です。
放置すると噛み合わせの問題や顎関節症を引き起こすリスクがあるため、早めの対策が重要です。治療方法には矯正や外科手術があり、それぞれの特徴や費用を考慮して適切な選択をすることが欠かせません。
スマイルモア矯正のような専門的な治療を受けることで、負担を抑えつつ理想の口元を目指せます。まずは専門医に相談してみましょう。
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