
A comparison of the periodontal health of patients during treatment with the Invisalign system and with fixed orthodontic appliances.
本研究は、固定式矯正装置またはインビザライン(Invisalign)システムを用いて矯正治療中の患者の歯周組織の状態を評価することを目的として実施された。固定式装置群30名とアライナー群30名を対象に、3回連続の定期診査で歯肉指数、プラーク指数(PI)、乳頭出血指数、歯周ポケット深さを調査した。結果、インビザライン群はPIが有意に低かったが、その他の指標は両群間でほぼ同等であった。アライナーは歯冠や歯肉の一部を覆うが、着脱可能で口腔清掃を妨げないため、歯周組織の健康を損なうリスクは低い。本研究により、装置の選択が歯周環境に与える影響と、適切な衛生指導の重要性が示された。
この研究は、固定式矯正装置とマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用している患者さんの歯ぐきの健康状態を比較した前向きな調査研究です。ベルリン・シャリテ大学病院に通院中の患者さん合計60名(各グループ30名ずつ)を対象としました。永久歯が生え揃っている患者さんを対象に、2002年から2003年の期間、3回連続の定期診査を通じて経過を追跡しました。装置の種類によって、お口の中の汚れや歯ぐきの炎症にどのような違いが出るかを検証しています。
歯にブラケットとワイヤーを装着する一般的な「固定式矯正装置」と、取り外し可能なマウスピース型の「インビザラインシステム」の2種類を比較しました。
歯ぐきの腫れ(改良型歯肉指数)、プラークの付着量(改良型プラーク指数)、歯ぐきからの出血(改良型乳頭出血指数)、および歯周ポケットの深さの4項目を、各部位ごとに細かく測定しました。
矯正治療中のプラークコントロールが不安な患者さんには、清掃性の高いマウスピース型装置が有利な選択肢となります。ただし、装置の種類に関わらず、定期的なプロフェッショナルケアと個別のブラッシング指導を継続することが、治療中の歯周組織の健康維持には不可欠です。患者さんには「マウスピースは外して磨けるから有利ですが、油断せずにケアしましょう」と伝えるのが良いでしょう。