
Dentoskeletal changes induced by the Jasper jumper and the activator-headgear combination appliances followed by fixed orthodontic treatment.
本研究は、アングルII級1類不正咬合に対し、Jasper jumper(ジャスパー・ジャンパー)またはアクチバトール・ヘッドギア併用装置(AH)とマルチブラケット装置を併用した際の歯格子的変化を比較することを目的として実施された。II級1類患者50名(JJ群25名、AH群25名)と未治療の対照群22名を対象に、側貌頭部エックス線規格写真を用いて分析を行った。その結果、両装置群ともに上顎骨の成長抑制、下顎の時計回り回転、上顎切歯の後退、下顎切歯の前傾、およびII級関係の有意な改善が認められ、両群間に大きな差はなかった。本研究の結果から、装置の選択は患者のコンプライアンスや臨床的利便性に基づいて決定できることが示唆される。
この研究は、II級1類不正咬合の治療において、2種類の異なる矯正装置の効果を比較した臨床研究です。合計72名の対象者を、Jasper jumperを使用する群(25名、平均12.72歳)、アクチバトールとヘッドギアを併用する群(25名、平均11.07歳)、および未治療の対照群(22名、平均12.67歳)の3つのグループに分けて調査しました。すべての治療群において、最終的にはマルチブラケット装置による仕上げが行われています。成長期の患者における骨格的・歯槽的な変化を、治療開始から終了までの期間で追跡しました。
固定式の機能的矯正装置であるJasper jumper、または可撤式のアクチバトールとヘッドギアを組み合わせた装置を使用し、その後にマルチブラケット装置(固定式装置)で歯並びを整えました。
側貌頭部エックス線規格写真(セファロ)を用いて、上下顎骨の位置関係、歯の傾斜、顔面の高さ、オーバージェット、オーバーバイト、および大臼歯関係の変化を測定しました。
Jasper jumperとアクチバトール・ヘッドギアは、どちらもII級1類不正咬合の改善に同等の効果を発揮します。患者が装置を外してしまう心配がある場合は固定式のJasper jumperを、夜間のみの装着で顎成長をコントロールしたい場合はアクチバトール・ヘッドギアを選択するなど、患者の協力度やライフスタイルに合わせて装置を使い分けることが可能です。