
Assessment of patients' knowledge and preferences for the use of orthodontic aligners.
本研究は、ブラジルの歯科大学付属病院を受診した患者を対象に、アライナー矯正に関する知識と選好、および選択理由を評価することを目的として実施された。204名の患者に対し、人口統計学的特性や矯正装置に関する13項目の質問票調査を行った。その結果、93.6%がアライナーを認知しており、主な情報源はインターネットであった。85.3%が固定式装置よりもアライナーを選好し、その主たる理由は審美性であった。患者はアライナーの高い審美性と快適性を認識しており、費用が高くても選択する傾向があることが示唆された。
ブラジルの歯科大学付属病院の患者204名を対象とした横断的なアンケート調査です。18歳から70歳までの幅広い年齢層(平均年齢28.5歳、女性64.2%)が参加しました。マウスピース型矯正装置(アライナー)と従来の固定式装置(ブラケット)について、患者がどの程度の知識を持っているか、どちらを好むか、そしてその理由について比較・検証しました。
Googleフォームを用いたオンラインアンケートを実施しました。アライナーとセラミックブラケットの画像を提示した上で、認知度、情報源、選好、選択理由、費用に関する認識など計13項目の質問に回答してもらいました。
アライナー矯正の認知度、情報をどこで得たか、アライナーと固定式装置のどちらを選好するか、その選択理由(審美性、快適性、清掃性など)、および治療費に対する認識と支払い意思を調査しました。
多くの患者さんは来院前にすでにSNS等でアライナーの情報を得ており、「目立たない」という理由で強く希望しています。費用が高いことは患者側も織り込み済みであることが多いため、コストの話を恐れずに、まずは審美性と快適性のメリットを提示することが有効です。一方で、情報の出所がインターネットに偏っているため、医学的な適応症や実際の管理方法について、歯科医師から正しい情報を補足説明することが信頼獲得につながります。