
こだわりを持って治療に取り組むドクターを特集するスマイルドクター。今回は、大阪・神戸エリアで複数のクリニックを展開し、患者さんから厚い信頼を集める「医療法人Mirai」の山﨑 圭一 先生にお話を伺いました。他院で「抜歯が必要」と言われた難症例にも向き合い、”抜歯しない”選択肢を提示する山﨑先生の、治療への熱い想いに迫ります。
先生が歯科医師を目指したきっかけを教えていただけますか?
山﨑先生:
小学生の頃に通っていた歯医者さんの先生がすごく親切で優しくしてくれて。「歯医者」と言うと、怖いとか苦手だと考える方が多いと思うのですが、その先生からは全くそれらを感じなかったんです。私もそんな歯科医師になりたいと思ったのがきっかけでしたね。
そうなんですね!ご実家も歯科医師の家系でいらっしゃるのですか?
山﨑先生:
いえ、私の場合は家系的に歯科医師がいるというわけではないんです。
歯科医師の方はご家族も、というイメージが強かったので意外です。
山﨑先生:
そうですよね。実際、歯科医師の7割くらいは親も、という印象がありますから、私の経歴は少し珍しいかもしれませんね。
現在はマウスピース矯正をメインにされているかと思いますが、どのような経緯があったのでしょうか?
山﨑先生:
治療全体を通して患者さんの負担が少ないというのが1番大きかったですね。また、接客などの仕事をされている方も、目立たずに治療できるので、患者さんのライフスタイルに馴染みやすいというのも魅力だと思います。
実際にスマイルモア矯正を導入してみて、いかがですか?
山﨑先生:
やはり、患者さんの矯正に対する敷居の高いイメージを取り除けているなと実感しています。最近では、矯正にあまり関心がなかったという患者さんも来院してくださるようになりました。今後も1人でも多くの治療が必要な方に、適切な医療を届けていきたいと思います。
山﨑先生が神戸を開業の地に選んだことには、何か背景があるのでしょうか?
山﨑先生:
神戸は商業施設が多いので、患者さんが買い物だったり他の用事の合間に通いやすいというのが1番のポイントでした。ただでさえ敷居が高いと思われがちな矯正ですから、通院がハードルにならないということが、患者さんに快適に治療を受けていただく上で重要だと思っています。
先生のクリニックには、セカンドオピニオンで来られる患者さんが非常に多いと伺いました。
山﨑先生:
そうですね。ホームページなどを見て紹介で来てくださる方が多いのは、本当にありがたいことだと思っています。
どういったご相談が多いのでしょうか?
山﨑先生:
「他院で抜歯が必要だと言われた」という方が多いですね。そういう患者さんに対して、当院ではまず「患者さんが何を一番に望んでいるか」を徹底的にヒアリングします。例えば、重視するのが「横顔のラインをきれいにすること」なのか、それとも「歯並びを整えること」なのか。ゴールによって治療計画は全く変わってきます。
患者さんの希望を最優先するのですね。
山﨑先生:
もちろんです。ドクターが「こうしなさい」と決めるのではなく、患者さんご自身の目線に立ち、複数の選択肢を提示することを何よりも大切にしています。「抜歯しないと治らない」と思い込んでいた方にも、別の選択肢があることを知っていただきたい。それが私たちのこだわりです。
これまでで、特に印象に残っている患者さんとのエピソードはありますか?
山﨑先生:
8軒から9軒ものクリニックを回られた、という患者さんがいらっしゃいました。私から見ても確かに難しい症例でしたが、どの医院でも「歯を抜かないと絶対に無理だ」と言われ続けてきたそうです。
8軒ですか!それは患者さんも本当に悩まれたのでしょうね。
山﨑先生:
はい。「抜歯せずに治療できる方法があるなら、ぜひお願いしたい」と、強いご希望を持っておられました。私たちもその想いに応えたい一心で、最終的に抜歯をせず、マウスピース矯正だけで治療をやり遂げることができました。
それはすごいですね…!
山﨑先生:
治療が終わってからも、その方はずっと定期的に通い続けてくださっているんです。そこまで信頼していただけたことは、私にとって非常に大きな財産になっています。
お休みの日は、どのように過ごされていますか?
山﨑先生:
好きなことはいくつかありますね。特に神社やパワースポット巡りはよく行きます。心が綺麗になるというか、リラックスできているなと実感できるので、社会人になってからすごくハマってます。
素敵な趣味ですね!おすすめの神社はありますか?
山﨑先生:
自分の五行の属性が「水」なので、伏見稲荷の近くにある「水を司る神社」などはよく行きますね。人によって合う神社も違うので、患者さんとそういうお話しをできたときはすごく楽しいです。
他にもハマっていることはありますか?
山﨑先生:
最近はK-POPをよく聴きます。特に、IVEにハマってます。こういう話がきっかけで会話が弾むと嬉しいですね。
最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
山﨑先生:
他のクリニックで「抜歯が必要」と言われたとしても、それが唯一の答えとは限りません。あなたの希望を叶えるための別の選択肢が、まだ残されている可能性は十分にあります。セカンドオピニオンは、その可能性を探すための大切な一歩です。一人で悩まず、まずはお気軽に私たちにご相談ください。
“患者目線の医療”を体現する誠実な姿と、様々な趣味があり親しみやすい山﨑 圭一 先生。患者さんとの間に揺るぎない信頼関係を積み上げてこられた先生の魅力が、言葉の端々から感じられたインタビューでした。
「矯正したいけど、綺麗に治るかわからない」と不安に思っている方こそ、一度山﨑 圭一 先生の元を訪れてみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの希望を親身に聞き入れ、全力で向き合ってくださるはずです。