適用症例について
- 症例によってはマウスピース矯正が適用できない場合がございます。
費用について
装着時間について
- 計画に沿って歯を動かすためには、1日20時間以上マウスピースを装着することが必須です。
治療期間について
- 指示どおり装置を使用しない場合やプラークコントロールが不十分な場合、治療計画に影響が及びます。期間の長期化や十分な結果が得られない可能性があります。
- 歯の動きは個人差が出ます。当初に立てた計画通りに治療が進まない場合、治療計画の変更または新たな装置をお勧めする場合があります。
- 予期せぬアクシデントにより、治療期間の延長、治療方針の変更などが必要になることがあります。
治療中の不快感・痛みについて
- マウスピースの装着直後は歯や顎に痛みを感じる場合があります。歯の移動に伴う痛みは通常数日で自然に落ち着きます。痛みが強い場合は、クリニックにご相談ください。
- 矯正中には、頭痛、首や肩のこり、倦怠感や吐き気、不眠等の不定愁訴が起こる場合があります。そのような場合は、クリニックの歯科医師の指示のもと鎮痛剤等を服用する場合があります。
治療中の咬み合わせについて
- 治療中一時的に噛み合わせに不具合をきたす可能性があります。
- 歯ぎしりや食いしばりが強い場合、歯の圧下が起こる可能性があります。
- 治療途中で前歯が干渉し、一時的に臼歯部で噛みづらくなることがあります。
- 矯正治療中の一時的な咬合不良は、どのような矯正方法でも生じうります。
虫歯・歯周病について
- プラークコントロールが不十分な状態でマウスピースを装着すると、虫歯や歯肉炎、歯周病のリスクを高めます。
- 毎日丁寧なブラッシングをして、歯を清潔に保ってください
歯や歯茎のリスクについて
- 矯正治療によりブラックトライアングルが生じることがあります。また、歯根吸収、歯肉退縮のリスクがあります。全身状態によってこれらのリスクは高くなりますので、既往歴を歯科医師にお知らせください。
- 歯槽骨の状態によっては、通常の矯正力であっても歯が過度に動揺することがあります。これに感染が加わると歯が脱落する可能性があります。
- 過度な外力(強すぎる矯正力、歯ぎしり、食いしばりなど)が歯に加わると、一時的に歯への血流が途絶えることがあります。この状態が継続すると、歯の痛み、歯の変色、歯髄失活の可能性があります。
保定について
- 矯正歯科治療で歯を動かす「動的治療」を終えて歯並びが改善されても、まだ歯は元の位置に戻ろうとする傾向があるため、一定期間動かした歯をとどめておく保定が必要です。
- 歯の位置が安定するまでの保定期間には個人差があるので、治療後も歯科医師の指示を守ってください。