【スマイルモア矯正で口ゴボは治る？】効果や費用、治療期間について歯科医師が解説

口ゴボとは

正式には、「上下顎前突」や「両顎前突」と呼ばれています。
口ゴボは、一般的に口を閉じたときに口元全体が膨らんで前に突き出ている状態を指します。鼻の先端と顎の先端を結んだEラインよりも唇が前に出ている場合、口ゴボと判断されることが多いです。
ご自身で確認するときは、定規や指などまっすぐなものを、鼻先と顎の先端に当ててみましょう。その際、唇が定規や指に軽く触れる、または内側にあれば理想的とされますが、強く当たっている、大きくはみ出している場合は、口ゴボの可能性があります。

口ゴボと出っ歯は何が違うの？

口ゴボと出っ歯は、どちらも口元が前に出ているように見えるため、混同されがちですが状態が異なります。

出っ歯の場合

一般的に、下顎の位置は比較的正常で、主に上の前歯だけが前方に出ている状態を指します。横からみたときに、上の歯が下の歯よりも著しく前方に出ているのが特徴です。

口ゴボの場合

上の前歯だけでなく、下の前歯も前方に出ている状態や、歯を支える顎の骨自体が前方に出ている状態を指します。
そのため、唇全体が厚ぼったく見えやすく、口を閉じた状態でもふっくら膨らんだ印象になりやすいのが特徴です。
ご自身がどちらに当てはまるかは、歯科医師による検査が必要となります。

口ゴボを放置すると

口元のコンプレックスから、人前で話すことや笑うこと、写真に抵抗を感じて、精神的な負担になっているという方も少なくありません。
こうした見た目のコンプレックスだけでなく、放置することで以下のようなデメリットが生じる可能性があります。

顎に梅干しのようなしわができる

口元が前に出ていると唇を自然に閉じにくくなるため、顎の下にあるオトガイ筋に力が入り、無理に閉じようとする癖がつきやすくなります。この筋肉が常に緊張していると、顎に梅干しのようなしわができやすくなり、年齢を重ねるにつれて目立つこともあります。

口内が乾燥しやすい

口が閉じにくいため、自然と口呼吸になりやすいです。
口呼吸になると、唾液による自洗作用や保湿効果が低下し、口腔内が乾燥しやすくなります。
これにより、むし歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、口臭の原因にもなり得ます。

咀嚼機能への影響が出る

症状が重度の場合、食べ物を噛み切りにくいといったこともあります。
噛み合わせが乱れていることで、顎関節への負担が大きくなり、顎関節症のリスクも高まります。

上記のリスクを軽減し、お口の健康を守るためにも、口ゴボでお悩みの方は適切な治療を検討することが望ましいといえるでしょう。

スマイルモアで口ゴボは改善できる？

矯正を検討している人のなかには、「スマイルモア矯正で口ゴボは本当に治るのか」と疑問をお持ちの方も多いでしょう。
スマイルモア矯正は、口ゴボの改善が期待できる治療法の一つです。
口ゴボの治療では、単に歯並びを綺麗に整えるだけでなく、歯を支える骨格や口元全体のバランスを考慮し、Eラインや横顔の審美性の改善も目指していきます。スマイルモア矯正では、奥歯まで動かす全顎矯正まで幅広く対応しているため、患者さま一人ひとりの状態やご希望に合わせた治療を行います。

スマイルモア矯正で口ゴボを治療するメリット

スマイルモア矯正で口ゴボ治療を行う場合、以下のようなメリットが期待できます。

治療のシュミレーションが可能

治療開始前に、3Dシュミレーションによってどのように歯が動くのか、治療後の歯並びや口元の変化を視覚的に確認します。
これにより、治療のゴールを医師と共有できるため、安心して治療に臨むことができます。
※必ずシュミレーション通りになるとは限りません。

矯正していることが目立ちにくい

使用しているマウスピースは薄く透明なため、装着していても周囲に気づかれにくいという特徴があります。矯正していることが周囲にばれたくないなど、見た目を気にされる方にとっては、大きなメリットといえるでしょう。

継続しやすい通院頻度

スマイルモア矯正では、3ヶ月に1回など最小限の通院に抑え、忙しい方でも治療を継続しやすい環境を整えております。
だからといって、治療の質が落ちるわけではなく、口元の突出感をどれだけ改善できるか、理想的なEラインに近づけられるかなど、口元全体の審美性まで含めた治療を提供いたします。
なお、通院頻度は歯並び状態によって変わることがございますので、歯科医師とご相談ください。

スマイルモア矯正の口ゴボ症例

スマイルモア矯正では多くの口ゴボ症例に対応しており、一般的に以下のような状態であれば、スマイルモア矯正で理想の歯並びを実現できる可能性が高くなっています。

・歯の傾きが主な原因の場合
・抜歯もしくはIPR（歯の側面を削る処置）によって歯を動かすスペースを確保できる場合
・歯の移動のみで口元の改善が見込める場合

ただし、上記はあくまで一般的な目安となります。全体のズレが大きい場合や、複雑な歯の移動が必要となる場合は、ワイヤー矯正などの方が良い結果を得られることもあります。
ご自身の口ゴボがスマイルモア矯正で治療できるかについては、歯科医師による検査と診断が必要です。ぜひ無料カウンセリングでご相談ください。

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矯正期間と費用

治療期間は、歯を動かす範囲や抜歯の有無、患者さまの口の状態によって異なりますが、一般的には半年〜2年程度が目安となります。
費用についても同様に、治療範囲によって変動しますが、17万円～と費用を抑えつつ治療を行うことができるのもスマイルモア矯正の特徴です。
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症例紹介

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スマイルモア矯正で口ゴボを治療する流れ

以下のステップに沿って治療が進められます。

1）無料カウンセリング

まずは無料カウンセリングをお申込みください。
口ゴボをどこまで改善したいかなどのお悩みやご希望を詳しくお伺いします。
お口の中を拝見し、どのような治療計画になるか、治療期間や費用総額について具体的にご説明いたします。 無料カウンセリングを予約する

2）マウスピース作製

治療計画にご同意いただけましたら、型取りを行い、マウスピースを作製いたします。
マウスピースのお渡しまでには、最短で1か月程度のお時間をいただいております。
マウスピースを受け取ったあとは、1日の装着時間を守ってご使用いただき、数週間ごとに新しいマウスピースに交換いただきます。

3）定期的な調整

治療の進行状況を確認し、計画通りに歯が動いているか、マウスピースの適合状態は良好かなどをチェックするために、3ヶ月に1回ほど定期的にご通院いただきます。

4）治療完了

計画通りに歯が移動し、ご満足いただける歯並び・口元になりましたら、矯正治療は完了です。
しかし、治療直後の歯は元の位置に戻りやすいため、歯並びを安定させるためリテーナーと呼ばれる保定装置を一定期間使用いただきます。

スマイルモア矯正の口ゴボ治療でよくある質問

口ゴボの治療でスマイルモア矯正を検討されている方から、よくいただくご質問と回答をご紹介します。

マウスピースで本当に口ゴボは治りますか？ワイヤー矯正と比べてどちらが良いですか？

スマイルモア矯正をはじめとするマウスピース矯正は、多くの症例に対応しております。
一方で、歯の移動量が大きい場合や、骨格的な要因が強い口ゴボの場合は、ワイヤー矯正の方が適している、もしくは効率的に治療を進められることがあります。
ワイヤー矯正といっても、表側矯正、裏側矯正、ハーフリンガル矯正などさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリット、得意な歯の動かし方があります。
どちらの矯正が最適かは、口ゴボの程度や原因、矯正期間中の見た目や費用、自己管理のしやすさなど患者さまが優先するポイントによって異なってきます。
歯科医師と十分に相談し、それぞれの治療法や特徴を理解した上で、ご自身に合った治療を選択することが重要です。

口ゴボの治療で抜歯は必要ですか？

必ずしも抜歯が必要というわけではありません。
歯を後方に移動させるためのスペースが十分に確保できる場合や、歯の傾きの改善のみで口元が引っ込む見込みがある場合は、抜歯をせずに治療できることもあります。
治療前の口元の突出感が大きい場合や、歯を並べるスペースが不足しているときは、抜歯をし、前歯全体を後方に大きく下げることで、効果的に口ゴボを改善することをご提案させていただくこともあります。
抜歯の有無や、抜歯する場合どの歯を抜くのかについては、検査結果に基づいて歯科医師が判断を行い、患者さまとご相談の上で決定します。

まとめ

ここまで、口ゴボの原因からスマイルモア矯正の治療期間や費用について詳しく説明してまいりました。
スマイルモア矯正では、透明で目立たないマウスピースを使用し、患者さま一人ひとりの状態に合わせた治療が可能となっております。
「私の口ゴボもスマイルモア矯正で治るのかな」「もっと詳しく話を聞いてみたい」と思われた方は、ぜひスマイルモア矯正の無料カウンセリングをお申込みください。 無料カウンセリングを予約する