前歯だけのマウスピース矯正の値段は?期間やメリットデメリットも解説!

公開日: 2024/11/27

更新日: 2024/11/29

前歯だけのマウスピース矯正の値段は?期間やメリットデメリットも解説 矯正治療を始めるときに気になるのが値段です。前歯だけのマウスピース矯正は、前歯を重点的に矯正するため、全体矯正に比べて値段が安くなる場合があります。
この記事では、マウスピース矯正の仕組みや価格帯、メリット、デメリットを解説します。前歯だけのマウスピース矯正に興味がある人は、ぜひ最後までご覧ください。

※この記事にはPR情報が含まれます。
※掲載医院の選定については編集部による調査により編集部独自の視点で執筆しております。
※記事記載の施術の効果効能などには個人差があり保証するものではありません。
※最新情報は各医院公式サイトにてご確認ください。

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正とは、マウスピースを使って歯並びを整える矯正治療です。以下で、仕組みやワイヤー矯正との違いを解説します。

マウスピース矯正の仕組みを解説

マウスピース矯正は、下記のような過程で進んでいきます。

1.歯が動くようにマウスピースで圧力を加える
2.歯根膜が元の厚みに戻ろうとする
3.歯が動く

マウスピース矯正では、開始時に患者さんの歯並びに合わせて、わずかに形状が異なるマウスピースを複数作成します。このわずかにずれたマウスピースを装着して、歯に圧力をかけ動かすのです。

歯に圧力をかけると歯根が引っ張られ、歯根と骨の間にある歯根膜が伸びます。伸びた側の歯根膜は、膜の厚みが増し、反対側の縮んだ膜は薄くなります。厚みが増した側では、新しい骨を作って隙間を埋めようと働き、縮まった膜は元の厚さに戻ろうと骨を溶かし始めます。
この歯根膜の働きを応用して歯並びを整えていくのが、マウスピース矯正です。

矯正方法の違いを徹底比較

マウスピース矯正は、目立ちにくいので周りの視線を気にしなくていいのが魅力です。ワイヤー矯正は目立ちますが、効率的に歯を動かせるので対応する症例の幅が広くなります。
下記では、2つの矯正方法の違いを解説していきます。

マウスピース矯正

マウスピース矯正のメリットは下記です。
・矯正装置が外れるなど、治療中のトラブルが起こりにくい
・費用が安い
・目立たない

一方、マウスピース矯正にはデメリットもあります。
・装着時間が短いと歯が動かない
・マウスピースの手入れが必要になる
・治療が終わったあと、噛み合わせが悪くなる場合がある

マウスピース矯正は、予期しないトラブルがワイヤー矯正に比べ起こりにくいです。ただ、装着時間が短いと、きれいな歯並びを手に入れるのが難しくなります。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正では、下記のメリットが得られます。

・器具の取り外しが不要
・ほとんどの不正咬合に対応できる
・細かく調整ができる

一方、ワイヤー矯正では下記のようなデメリットもあります。
・器具が目立つ
・器具の間に物がつまりやすい

ワイヤー矯正は、マウスピース矯正のように取り外しが不要で、適応する症例が多いのがメリットです。ただ、物がつまりやすく、歯ブラシもしにくいので、お口の中の衛生管理が難しい側面があります。

前歯のみマウスピース矯正の場合の価格帯

前歯のみマウスピース矯正の場合の価格帯

マウスピース矯正は自費診療のため、歯科医院ごとに価格が異なります。下記で、マウスピース矯正の価格帯や支払い方法などを詳しく解説します。

価格帯の具体例

以下が、前歯だけのマウスピース矯正の価格帯です。

前歯だけのマウスピース矯正平均費用;36万円
費用範囲:11~70万円

マウスピース矯正は、歯科医院ごとに料金形体が異なります。自費診療のため、歯科医院ごとに矯正する歯の本数や治療期間の長さなどを考慮して自由に価格を設定できるためです。

矯正する歯の本数が多いほど治療費もかかりますが、本数が少ないとその分治療費も抑えられます。矯正する本数が多ければ治療期間も長くなり、治療費も高くなる傾向です。上記の費用はあくまで目安なので、具体的な金額は直接歯科医院で聞いてみましょう。

料金が変動する要因

歯並びの状態やコスト

マウスピース矯正の料金が変動する要因として、歯並びの状態やそれにかかるコストがあります。複雑な歯並びであれば、きれいに治す高い技術も求められます。
綿密に治療計画を練り、どのように治していくか考えるコストがかかるため、費用は高くなる傾向です。また、複雑な歯並びほど作成するマウスピースも多くなり、料金も高くなる場合があります。

マウスピースの種類の違い

マウスピースの種類やブランドが料金に影響を与えます。
近年、目立たないマウスピース矯正の人気は高まり、さまざまなブランドの新しいタイプが登場しました。歯科医院が取り扱っているマウスピースの種類に患者さんの年齢や治療期間などが合わさり、料金は決定します。

支払い方法について

マウスピース矯正の支払い方法は、下記が一般的です。
・現金支い
・クレジットカード
・デンタルローン

現金による一括払いは、金利や手数料などがかかりません。まとめて支払える人は、現金払いがよいでしょう。しかし、マウスピース矯正の費用は高額です。ほとんどの歯科医院ではクレジットカードやデンタルローンの支払いができます。

クレジットカードは、歯科医院で対応するカード会社が異なるので、事前に確認すると安心です。
デンタルローンは、高額になった歯科治療費を分割して支払えるローンです。歯科医院ごとに異なりますが、最大84回まで分割でき、金利は2.5~8%程度が一般的です。
月にいくら払うかは自分で設定できるので、気になる人は担当医に相談しましょう。

前歯だけのマウスピース矯正の治療期間と通院目安

前歯だけのマウスピース矯正の治療期間と通院目安

下記では、前歯だけのマウスピース矯正の平均期間や通院頻度などを詳しく解説します。

治療にかかる平均期間

前歯だけのマウスピース矯正の場合、治療にかかった期間は5〜18ヶ月で、平均 9ヶ月です(※スマイルモア矯正調べ(17クリニック533症例を調査))。

適応する症例は、出っ歯やすきっ歯、矯正後の後戻りなどがありますが、症例によって治療期間は前後するため、難解な歯並びほど期間は長くなる可能性があります。

しかし、3年程度の期間がかかる歯並び全体を矯正する方法に比べたら期間は短いです。結婚式などのイベントが迫っており、早めに歯並びをきれいにしたい人は前歯だけのマウスピース矯正が最適でしょう。

通院の頻度と回数

前歯だけのマウスピース矯正は、1~3ヶ月に1回程度の通院が必要です。マウスピース矯正は、始めにマウスピースをすべて患者さんに渡し、交換時期が来たら自分で交換してもらうので、頻繁に通院しなくても問題ありません。
通院の回数は、歯並びの状態や治り具合によって異なります。下記の通院スケジュールの例を参考にしてもらい、具体的な回数が知りたい人は歯科医院に相談しましょう。

来院治療内容
1回目・虫歯や歯周病がないか確認
・型取り
・治療計画、費用、期間を確認
・マウスピースを発注
2回目(マウスピースが届いたら)・マウスピース矯正開始
・アタッチメント付与
3回目以降・初回は月1回、そのあとは2~3ヶ月ごとに来院
・約10日で新しいマウスピースに変えてもらう
治療完了後・後戻り防止の保定装置を装着(1~3年間)

治療の進捗確認方法

マウスピース矯正の効果は、すぐには感じられません。2ヶ月目以降から実感できるといわれています。マウスピース矯正では、1ヶ月0.5~1mmほど歯を動かします。2ヶ月たつと、1円玉の厚み以上に歯が動くとされており、自分でも歯並びが変わったのがわかるでしょう。
この時期あたりから、鏡で自分の歯並びを確認してみると実感できるかもしれません。

前歯だけのマウスピース矯正のメリット・デメリット

前歯だけのマウスピース矯正のメリット・デメリット

下記では、前歯だけのマウスピース矯正のメリットとデメリットを解説します。

前歯だけ矯正の主なメリット5選

治療が短期間で終わる

前歯だけのマウスピース矯正は、動かす歯の本数が少ないため、全体矯正より治療が短期間で終わります。さらに、通院回数も少なく、通院間隔も長めです。忙しくて頻繁に通えない人にもピッタリの治療法といえるでしょう。

目立たない

マウスピース矯正で使用するのは、無色透明のマウスピースです。透明度が高いので人前で話しても目立ちにくくなります。ワイヤー矯正の場合、歯に付けたワイヤーが目立つため、周囲の人にも注目されやすいです。

費用が安い

動かす歯の本数が少ない前歯だけのマウスピース矯正は、全体矯正に比べ費用は抑えられます。症例によっても費用は安くなるので、軽度の前歯だけの不正咬合であればさらに費用は安くなるでしょう。

金属アレルギーのリスクがない

マウスピース矯正は医療プラスチックが材料です。金属は不使用のため、金属アレルギーが起こる心配はありません。矯正したくても金属アレルギーのリスクを考えあきらめていた人でも、マウスピース矯正なら安心して治療できます。

お口の中を清潔に維持できる

マウスピースは取り外しできる矯正治療です。通常どおり食事や歯ブラシも行えます。
マウスピースも取り外して汚れを洗い流せるため、お口の中もきれいな状態を維持しやすくなります。

前歯だけ矯正の主要なデメリット3選

歯を削る場合がある

前歯だけのマウスピース矯正は、抜歯しないで歯を動かすのが一般的です。歯を動かすためには、スペースが必要にあるため、歯と歯の間をわずかに削らなければいけない場合があります。1本につき最大0.5mm程度とわずかですが、健康な歯を削るのはためらうかもしれません。

さらに歯並びを良くしたいなら追加費用がかかる

マウスピース矯正終了後、整えた歯並びに納得できない場合もあります。さらに歯並びを良くしたいなら、追加費用を払って再度矯正を行わなければいけません。始めの治療より高くなるケースもあります。

歯並び全体は治せない

前歯だけのマウスピース矯正は、前歯を矯正する治療方法です。奥歯まできれいに並べられないので、歯並び全体を直したい人には不向きです。全体的に不正咬合の人は、前歯だけのマウスピース矯正が適応しない可能性もあります。

口元のお悩みなら、スマイルモア矯正

スマイルモア矯正は、周囲の人から見られやすい前歯だけを中心に歯並びを治す矯正です。
質の高い矯正治療によって、ワイヤー矯正と同等の効果が期待できます。対応するのは、軽度~中度の前歯の不正咬合に限定されますが、動かす本数を少なくすることで、約3~12ヶ月という短期間で治療が完了します。

さらに、ホワイトニング剤が1本無料でついてくるのも魅力。歯並びをきれいにできるうえに、歯の色も白くできて口元の印象も変わるでしょう。

まとめ

前歯だけのマウスピース矯正は、短期間で気になる箇所だけを治したい人におすすめの治療法です。無色透明のマウスピースなら、人前でも目立ちにくく、ワイヤー矯正のように見た目が気になりにくいです。

ただし、前歯だけの軽度~中度の不正咬合に対応する矯正治療のため、自分の歯並びが適応するかは歯科医院で判断してもらう必要があります。初回は無料のカウンセリングを設けている歯医者が多いので、気軽に相談してみましょう。

スマイルモア矯正
開始までの流れ

Process

  • 相談日を予約する(30秒)

    少しでも「歯並びを整えたい」と思ったら、ぜひ気軽にご相談ください。

  • 最寄りの医院でお口を詳しくチェック

    詳しい診断のために、最寄りの提携医院で、いろいろな検査をします。

  • 歯科医師が詳細を説明

    歯科医師が、治療後にどんな歯並びになるかや費用の詳細を説明します。気になることがあれば何でも質問できます。

  • スマイルモア矯正を始めるか判断

    スマイルモア矯正を始める場合は、お申込用紙にご記入いただきます。一旦、お家に持ち帰って検討してももちろんOKです。

  • クリニックか自宅でマウスピースを
    受け取り矯正開始

    あなただけのマウスピース装置を製作し、お渡しします。

今はまだ矯正を始めるか決めてないという方でも大歓迎です!
「理想の歯並び」に医師がしっかりサポート。
カンタン60秒で予約できます!
カウンセリングだけでもOK!
無料で今すぐ予約