すきっ歯の治し方6選!おすすめの治療方法を徹底解説【歯科医監修】

更新日: 2025/03/03

すきっ歯の治し方6選!おすすめの治療方法を徹底解説【歯科医監修】|【公式】スマイルモア矯正

「思いっきり笑いたいのに、すきっ歯が気になって口を大きく開けられない」と悩んでいませんか?すきっ歯は、見た目や笑顔に自信が持てなくなる要素ですが、歯科医院に相談すればマウスピース矯正やセラミック治療など、さまざまな方法で悩みを解消できます。

この記事では、すきっ歯を治すための治療方法の特徴や費用・期間をご紹介します。最後まで読めば、自分に合った治療法が理解できます。

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すきっ歯を治す6つの方法について

すきっ歯を治す6つの方法について

すきっ歯の治療法は、症状や希望に応じて選べるさまざまな選択肢があります。それぞれの治療法は、治療期間や費用、リスクなどが異なるため、慎重に検討して選ぶことが必要です。以下で、代表的な6つの治療法を詳しく解説していきます。

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マウスピース矯正

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明な素材で作られたマウスピースを使って歯のすき間を徐々に埋める治療法です。歯を削らずに治療が可能で、見た目を気にせず矯正を進められるのが魅力です。部分矯正では前歯のすきっ歯部分を効率よく整え、全体矯正では噛み合わせを含む幅広い改善が期待できます。

治療期間は、部分矯正が5か月~1年6ヶ月、全体矯正が最短4か月~最長3年程度とされています。
治療費用は、前歯のみを対象とした部分矯正で11万〜70万円、全体矯正で50万〜120万円が目安です。全体矯正は一般的に高額になる傾向がありますが、矯正の範囲や使用するマウスピースの枚数で費用が変動するため、事前に確認しておくと安心です。

出典:マウスピース矯正の矯正期間を徹底解説!他の矯正方法と気になるポイントを比較|【公式】 スマイルモア矯正
出典:マウスピース矯正の値段相場は?平均でどれくらいの費用がかかる?|【公式】 スマイルモア矯正

注意点として、マウスピースは一日20時間以上の装着が必要です。装着時間が短い場合、計画通りに歯が動かず治療が長引く可能性があります。また、衛生状態を保つため、マウスピースのこまめな洗浄が欠かせません。歯並びを改善しながら快適に治療を進めるには、適切な自己管理が必要です。

関連リンク:前歯だけのマウスピース矯正の値段は?期間やメリットデメリットも解説!|【公式】 スマイルモア矯正

部分的なワイヤー矯正

部分的なワイヤー矯正

部分的なワイヤー矯正は、歯の表側や裏側に装置を装着し、ワイヤーで歯を動かしてすき間を埋める治療法です。前歯のすきっ歯を閉じるだけでなく、歯のねじれや前歯全体の歯並びを整えられます。

メリットとして、歯を削らなくても矯正できる点が挙げられます。
ただし、金属製の装置は口元から見えやすく、見た目が気になることがあります。また、装置が舌に触れることで痛みや違和感を覚えることもデメリットです。さらに、自分では着脱できないため、装置を付けたまま食事しなければならず、物が詰まりやすい、歯磨きしづらいとも感じるでしょう。

治療期間は症例によって異なり、基本的にはお口の中の状態に合わせて治療を進めることができます。表側矯正の場合で平均1年、最短3ヶ月~最長4年程度。裏側矯正の場合は平均8ヶ月、最短3ヶ月~最長1年2ヶ月とされています。

治療費用は、表側矯正で約50万~110万円、裏側矯正で約81万~160万円が目安です。部分矯正の場合、全体矯正に比べて費用を抑えられるケースもあります。

出典:【初心者向け】ワイヤー矯正とは?メリットや種類、値段を徹底解説|【公式】 スマイルモア矯正

関連リンク:歯列矯正にはどんな方法がある?メリット・デメリットについても解説|【公式】 スマイルモア矯正

ラミネートベニア法

ラミネートベニア法  ラミネートベニア法は、表面を薄く削った歯の上にセラミックを貼り付けてすきっ歯を改善する治療法です。歯の裏側は削らないため、治療後も自分の歯に近い感覚を保てます。幅が小さい前歯や比較的すき間が狭い症例に適しており、麻酔を用いて歯の表面を0.3〜0.5mm程度削ってからラミネートベニアを装着します。

治療期間は1ヶ月ほどで、セラミック製作を含めた通院回数は2~5回程度です。歯を動かさないため、治療自体は1回で完了するケースがほとんどになります。
費用は使用する材料やクリニックによりますが、1本あたり7~18万円が相場です。複数本を治療する場合は費用がかさむため、どのくらいの金額になるか、あらかじめ確認しましょう。

注意すべきなのは、歯を削る必要がある点や、隙間が4mm以上の場合は適応外になる点です。また、強く噛みしめるとセラミックが外れたり割れたりするリスクも考えられます。治療を検討する際は、歯科医と十分に相談し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

セラミッククラウン法

セラミッククラウン法 セラミッククラウン法は、広いすき間や歯のねじれがある場合に適した治療法です。歯を全周的に削り、セラミック製の被せ物を装着して歯並びを整えます。通常の矯正では時間がかかる症例でも、この方法なら短期間で改善が見込めます。また、歯の色や形も同時に改善でき、見た目の悩みを一度に解決できる点も魅力です。

治療完了までは1~3か月程度で、型取りから被せ物の装着まで、2~3回の通院で終了します。従来の矯正治療と比べて、だいぶ短期間で改善できるのが特徴です。費用は1本あたり10万~15万円が相場で、保険適用外のため全額自己負担となります。

注意点は、健康な歯を大きく削るため、歯の寿命が短くなる可能性がある点です。また、歯並びの根本的な改善にはならず、将来的に被せ物の交換が必要になるケースもあります。定期的なメンテナンスが欠かせず、長期的な管理が必要です。治療を検討する際は、これらの注意点もしっかり理解しておきましょう。

ダイレクトボンディング法

ダイレクトボンディング法 ダイレクトボンディング法は、歯と歯の間に歯科用のコンポジットレジンを直接詰めてすき間を埋める治療法です。歯の色に合わせたレジンを使用するため、仕上がりが自然で目立ちにくいのが特徴です。麻酔を使って歯を削る必要もほとんどなく、治療自体は1日で完了します。

治療期間は1ヶ月ほどで、通院回数は詰める前後を合わせて2〜5回程度です。治療費用は1本あたり2万〜5万円が相場で、ほかの治療法と比べて比較的安価になります。

ただし、すき間が大きい場合は歯の形に違和感が出たり、レジンが取れたりするリスクがあります。また、レジンは経年劣化によって変色や欠けるといったトラブルが起こる可能性があり、数年後には再治療が必要になるケースも少なくありません。長持ちさせるためには、定期的に研磨やメンテナンスを行うことが必要です。

虫歯や歯周病とあわせて改善を目指す方法

虫歯や歯周病とともに、歯並び全体を総合的に治療する方法もあります。重度の歯周病や虫歯の後遺症が原因で前歯のすき間が生じた場合、まず歯周病の治療や奥歯の再構築を行い、口全体の健康を回復させることが必要です。その上で、全顎矯正により奥歯の噛み合わせや歯列全体を整える治療が行われます。

全顎矯正の治療期間は1〜3年程度で、使用する矯正方法によって異なります。マウスピース矯正では平均2〜3年、ワイヤー矯正では、表側で1〜3年、裏側で1年半〜3年が目安です。費用は矯正方法や治療範囲により異なりますが、全顎矯正の場合100万円以上になるケースもあります。

この方法の注意点は、治療中に歯肉が下がったり歯根が吸収されたりといったリスクが伴う場合があることです。また、矯正中の歯磨きやお手入れを徹底する必要があり、日常的なケアが欠かせません。長期間かかる治療ですが、お口全体の健康と見た目を改善するための効果的な治療法です。

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すきっ歯になる原因について

すきっ歯になる原因について

すきっ歯は、生まれつきの歯の状態や日常的な癖、歯科治療の放置など、原因は人それぞれです。すきっ歯を改善するには、自分に当てはまる原因を知ることが大切です。以下で、代表的な5つの原因を詳しく解説していきます。

先天的な原因

通常であれば、永久歯は親知らずを除いて28本生えます。しかし、生まれつき歯の数が少なかったり、歯が歯ぐきに埋まって生えなかったりする場合、歯並びにすき間ができやすくなります。さらに、歯が小さいと歯同士のスペースが広がり、すきっ歯になりやすいです。不規則な歯の形状も、すき間が生じやすくなります。

上唇小帯の異常

上唇小帯は前歯の上側歯茎の中央にあるスジで、ここが前歯の間に入り込むとすきっ歯の原因になります。

乳幼児期は上唇小帯が太いのですが、成長とともに位置が上がり、自然にすきっ歯が改善する場合も多いです。しかし、成長後も前歯の間に留まっている場合は、上唇小帯を切る「上唇切除術」を行い、術後に噛み合わせを確認しながら、必要に応じて矯正治療で歯のすき間を調整するケースもあります。

歯に舌を押し付ける癖

前歯の裏に舌を押しつける癖が原因で、すきっ歯になる場合があります。子どもは舌癖を治すトレーニングで改善できるケースもありますが、大人は治りにくい可能性があります。矯正治療を始めても、歯に舌を押し付ける癖を治さないと歯並びが後戻りするため、注意が必要です。

舌癖が治らない場合、裏側の矯正治療が適しているかもしれません。歯の裏にワイヤーを装着することで、舌癖を自然に改善する効果が期待できます。

歯周病や虫歯の放置

歯周病や虫歯を放置すると、歯ぐきが下がり、歯がグラグラしてきます。この状態のままだと歯は抜けるため、早めに治療する必要があるのですが、歯が抜けてもそのままにすると、隣の歯が移動し、すき間が広がってすきっ歯になります。

また、加齢によって歯ぐきが下がると、歯の根元が露出し、歯と歯の間のすき間が広がってすきっ歯になるケースもあるため、気になる方は歯科医への相談がおすすめです。

歯列矯正後の後戻り

矯正治療後、歯は動きやすいため、後戻りで再びすきっ歯になる場合があります。治療直後は、新しい噛み合わせに慣れるまでリテーナーと呼ばれる保定装置をつけなければいけません。リテーナーを使用しないと後戻りする可能性が高くなります。見た目が改善されたからといって安心せず、後戻りを防ぐためにもリテーナーを装着しましょう。

関連リンク:すきっ歯の完全ガイド| 原因や治療法,マウスピース矯正まで解説|【公式】 スマイルモア矯正

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すきっ歯に関するよくある質問

すきっ歯に関するよくある質問

子どものすきっ歯は成長とともに改善する可能性が高いです。特に6歳から12歳の奥歯が生えて顎が大きくなる時期は、歯並びが自然に整います。この成長過程で、永久歯が適切な位置に収まり、すきっ歯が目立たなくなるのが一般的です。

しかし、自然治癒はすべての子どもに当てはまるわけではありません。定期的に歯科医院に通院し、歯並びの変化を確認してもらうと安心です。

すきっ歯を直すのにどれくらいの期間かかる?

治療期間は矯正方法によって異なります。マウスピース矯正による部分的な治療なら5ヶ月~1年6ヶ月、全体矯正が最短4ヶ月~最長3年程度の期間が必要です。治療方法は、歯並びの状態や生活スタイルに合わせて歯科医と相談しながら決めていきましょう。

すきっ歯は自力で治せますか?

すきっ歯を自力で治療しようとするのは大変危険です。ネット上では歯をゴムで巻くなどの方法が紹介されていることがありますが、たとえ一時的にすき間が閉じても、別の場所に新たなすき間が生まれたり、歯がぐらついたり、ねじれたりする可能性があります。歯の移動には専門的な知識と技術が必要で、誤った方法は取り返しのつかない事態を招く場合もあるためお控えください。
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口元のお悩みなら、スマイルモア矯正

すきっ歯でお悩みなら、スマイルモア矯正にお任せください。月額3,000円から手軽に始められ、3~12ヶ月という短期間で治療を完了できます。透明な素材のインビザラインを使って治療するため、目立つ心配もなく、着脱も簡単で歯ブラシや食事もいつも通りに行えます。デートやイベントがあっても安心です。

また、ワイヤー矯正より痛みを感じにくいのも魅力で、粘膜に器具があたって口内炎ができる心配もほとんどありません。矯正治療だと月に1回の通院が基本ですが、スマイルモア矯正は3ヶ月に1度の通院で、時間的な負担が少ない点も魅力です。品質にもこだわって作られているインビザラインで、すきっ歯を治したい人はお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

すきっ歯の治療は、症状や目的に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。治療期間を短くしたい方はセラミッククラウン法やダイレクトボンディング法、じっくりと歯を動かして根本的な改善を目指すならマウスピース矯正やワイヤー矯正がおすすめです。

また、すきっ歯の原因を理解し、適切な予防や管理を行うことで、治療後のきれいな歯並びを維持できます。まずは歯科医院で歯並びの相談から始めてみましょう。

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