インビザラインの費用相場はいくら?追加費用がかからない方法を解説

更新日: 2025/06/12

インビザラインの費用相場は?内訳と安く始めるポイントを解説 インビザライン矯正を検討する際、費用がどのくらいかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。治療費は症状、治療内容のほか、医院によっても費用設定が異なります。また、治療中には追加費用が発生する場合もあるため、費用の内訳をしっかり理解しておくことが大切です。

この記事では、インビザラインの費用相場や内訳、治療を始める際に費用を抑えるポイントについて詳しく解説します。予算計画の参考としてください。

※この記事にはPR情報が含まれます。 ※最新情報は各医院公式サイトにてご確認ください。

インビザラインの費用相場はいくら?

インビザラインの費用相場はいくら?

インビザラインの費用は、症状の程度や治療内容によって30万~100万円と幅があります。これは主に必要なマウスピースの枚数や治療期間の違いによるものです。

治療費用の主な内訳は以下のとおりです。

治療前初回カウンセリング(無料~5,000円)、精密検査(1万~6万5,000円)
治療中マウスピース代、調整料(3,000~1万円/回)
治療後保定装置(1万~6万円)、定期観察(3,000~5,000円/回)

また、必要に応じてむし歯治療や抜歯などの追加費用が発生する場合もあります。治療開始前に、詳しい費用については歯科医院で確認しておきましょう。

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インビザライン治療の平均費用は?

インビザライン治療の平均費用は、地域によって異なります。
下記に調査結果をまとめました。

東京85万円 ※東京エリアの188医院を調査
愛知79万円 ※愛知エリアの27医院を調査
埼玉94万円 ※埼玉エリアの43医院を調査
神奈川78万円 ※神奈川エリアの28医院を調査
大阪86万円 ※大阪エリアの14医院を調査

さらに、平均を算出すると、全国平均は84万円程度となります。

他の矯正方法との費用比較

インビザラインとその他の矯正方法では、費用や特徴に大きな違いがあります。主な矯正方法の費用相場は以下のとおりです。

全体矯正の費用範囲40万~102万円
全体矯正の平均84万2,000円
メリット透明で目立たない、着脱可能
デメリット自己管理が必要、費用が比較的高額、対応できない症例あり

ハーフリンガルの費用範囲全体矯正126万5,000円~137万5,000円、部分矯正42万~93万5,000円
ハーフリンガルの平均100万9,000円
表側矯正の平均27万2,000円
裏側矯正の費用範囲全体矯正87万5,000円~138万円、部分矯正23万~42万円
裏側矯正の平均31万円
メリット歯が動きやすい、幅広い症例に対応
デメリット装置が目立つ、違和感が大きい

インビザラインの費用に影響を与える要因とは?

インビザラインの治療費用は、主に以下の要因によって変動します。

まず、歯並びの乱れの程度と治療目標です。軽度な症例や部分的な改善なら6か月程度で30万~40万円、複雑な症例や完璧な歯並びを目指す場合は2年以上で80万~100万円程度かかります。
次に、装着時間の影響です。装着時間を守れないと治療期間が3か月~6か月延び、その分費用も増加します。
さらに、追加オプションや医院の立地によっても費用は変動します。都心部の医院は地方より高額な傾向にあり、リテーナーなどの追加費用についても考える必要があります。

詳しい費用については治療開始前に歯科医院で確認しましょう。

地域別のインビザライン費用の違い

インビザラインの費用は、地域によって若干の違いがあります。
各地域の主要都市別の費用相場を、下記にまとめました。

新宿(東京)92万円 ※新宿エリアの26医院を調査
中野(東京)92万円 ※中野エリアの14医院を調査
吉祥寺(東京)75万円 ※吉祥寺エリアの18医院を調査
上野(東京)63万円 ※上野エリアの10医院を調査

東京都心は比較的高い傾向にありますが、大きくは変動しません。

インビザラインの費用は子供と大人で異なるのか?

子供と大人では、インビザラインの治療費用が異なり、子供の方が費用を抑えられる場合が多いです。
その理由は、子供の顎が成長途中であり、歯が動きやすいため、治療が比較的簡単に進むからです。また、特別な器具を使う必要が少なく、通院回数も減らせるため、費用が軽減される傾向にあります。

さらに、子供の矯正は「第一期(6~11歳)」と「第二期(11歳以降)」の2段階に分けられます。第一期は、永久歯が正しく生えるスペースを作ることが目的です。その結果、将来的な矯正治療が不要になる可能性もあります。第二期は、大人と同様の矯正方法です。

ただし、具体的な費用は歯の状態や治療計画によって異なります。

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インビザライン種類別の費用相場

インビザライン種類別の費用相場

インビザラインには、症例の程度や治療範囲に応じて複数のプランが用意されています。それぞれのプランには特徴があり、費用や治療期間も異なります。

以下では、代表的な4つのプランについて、費用相場や適応症例、特徴を詳しく解説します。

インビザライン コンプリヘンシブ

インビザライン・コンプリヘンシブは、最も包括的なプランで、重度の歯列不正や複雑な症例に対応可能です。

マウスピースの枚数や治療期間に制限がなく、柔軟な治療計画が立てられます。費用相場は80〜120万円程度で、治療期間は1年半〜3年が一般的です。このプランは、全体的な歯並びの改善や噛み合わせの調整が必要な方に適しています。

インビザライン モデレート

インビザライン・モデレートは、中程度の歯列不正に対応するプランです。使用できるマウスピースは最大26枚で、治療期間は1年〜1年半程度が目安です。

費用相場は70〜90万円程度で、コンプリヘンシブよりも費用を抑えつつ、しっかりとした矯正効果が期待できます。非抜歯症例や奥歯の大きな移動が不要な場合に適しています。

インビザライン ライト

インビザライン・ライトは、軽度の歯列不正や矯正後の後戻りに対応するプランです。使用できるマウスピースは最大14枚で、治療期間は4〜7ヶ月程度が一般的です。

費用相場は40〜60万円程度で、比較的短期間で治療が完了するケースが多くみられます。部分的な矯正や軽度なズレの調整に向いています。

インビザライン エクスプレス

インビザライン・エクスプレスは、ごく軽度の歯列不正や矯正後の後戻りに対応するプランです。

使用できるマウスピースは最大7枚で、治療期間は2〜4ヶ月程度が目安です。費用相場は20〜40万円程度で、最もリーズナブルなプランとなっています。前歯のわずかなズレを調整したい方に適しています。

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インビザライン治療の具体的な費用内訳とは?

インビザライン治療の総費用は、治療前・治療中・治療後の3段階です。

治療前の費用は総額の約10%を占め、カウンセリング、精密検査などが含まれます。状態によってはむし歯治療や抜歯などの追加費用も発生します。

治療中の費用は最も大きく、総額の約80%です。マウスピース代が中心で、これに定期的な調整料やリファインメント費用が加わります。

治療後の費用は総額の約10%で、保定装置と定期観察料が必要です。以下で、具体的な費用について解説します。

治療開始前にかかる費用(初診料、検査費用)

インビザラインの治療開始前には、必須の費用と状態に応じた追加費用が発生します。主な費用内訳は以下のとおりです。

初回カウンセリング無料~5,000円
精密検査・診断1万~6万5,000円
治療計画作成通常は精密検査費用に含まれる

むし歯・歯周病治療1,500~1万円/回
抜歯5,000~1万5,000円/本
その他の事前治療症状により異なる

まず、カウンセリングで治療の概要を理解し、その後、精密検査で具体的な治療計画を立てます。この段階で、追加で必要な治療の有無も判明します。検査結果によっては、本治療の前にむし歯治療や歯周病治療が必要です。

治療開始までの総費用は、最低でも1万~7万円程度を見込んでおきましょう。

治療中の費用(調整料、追加オプション)

インビザライン治療中は、定期的な調整費用と状況に応じた追加費用が発生します。

定期的な費用として、2か月~3か月ごとの調整料(3,000~1万円/回)があります。これは装置の適合確認や歯の移動状況のチェックなど、基本的なメンテナンス費用です。

また、治療経過によって追加費用が必要になることもあります。たとえば、計画通りに進まない場合のリファインメント(治療計画の修正:2万円/回)や、追加マウスピース(1枚10万~2万円)などです。

これらの費用は医院によって異なるため、治療開始前に詳細を確認することをおすすめします。

治療後の費用(保定装置料、定期観察料)

インビザライン治療後には、治療効果を維持するための費用が必要となります。主な費用は以下のとおりです。

保定装置1万~6万円
定期観察料3,000~5,000円/回(2か月~3か月ごと)

保定装置は、動かした歯が元の位置に戻るのを防ぐために必須の器具です。装置の種類や医院によって費用は異なりますが、歯列矯正の効果を長期的に維持するために必要です。

また、定期的な観察も欠かせません。2か月~3か月ごとの通院で、歯の位置のチェックや保定装置の適合確認、歯や歯石のチェックなどを行います。定期観察を怠ると、せっかくの矯正効果が失われる可能性があります。

治療後の費用は、長期的な治療効果を維持するために必要な投資と考えておきましょう。

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インビザラインの追加費用を発生させないためにできること

インビザラインの追加費用を発生させないためにできること インビザライン治療では、基本費用のほかに追加費用がかかる場合があります。これを防ぐには、治療前の下調べと治療中のセルフマネジメントが重要です。

以下では、具体的にどのような点に気をつければ、予期せぬ費用の発生を防げるのかを説明します。

①複数のクリニックを比較して治療費用の総額を把握する

インビザラインの治療費は、クリニックごとに設定が異なります。同じプラン名でも、含まれるサービスや支払いの仕組みに差があることがあるため、事前に確認することが必要です。

治療を受ける前には、少なくとも2~3院のクリニックで見積もりを取り、どの費用が最初から含まれているか、またどのような条件で追加料金が発生する可能性があるかを比較しましょう。調整料やリテーナー代、再診料などは別料金となることもあります。

このように、治療費の「総額」を比較することで、見た目の金額に惑わされず、実際に支払う金額を把握したうえで納得のいく選択ができるようになります。結果的に、治療後の追加請求を避けることにつながります。

②延長治療の防ぐために装着時間・ルールを守る

インビザラインは、患者自身がマウスピースを毎日適切に管理することが求められる治療方法です。特に装着時間の厳守は、治療を予定通りに終えるための重要なポイントです。

推奨されている装着時間は1日20~22時間とされていますが、これを守らないと、歯の動きが遅れ、計画通りに治療が進まなくなる可能性があります。そうなれば、治療期間が延長され、新たなマウスピースが必要になることもあります。この場合、再製作にかかる費用が別途請求されることもあるため、注意が必要です。

また、装着ルールには清潔な状態を保つことや、飲食時の取り外しなども含まれます。ルールを守らないと、マウスピースの破損・変形し、再製作や通院の増加につながります。

日々の習慣として、装着時間の管理や取り扱いのルールを意識することで、治療計画の乱れを防ぎ、追加費用の発生リスクを最小限に抑えることができます。自分自身の行動次第で、無駄な出費を防ぐことが可能になるのです。

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インビザライン費用を抑えるための方法

インビザライン費用を抑えるための方法

インビザラインの治療費を抑えるには、いくつかの方法があります。

・医療費控除を利用 ・時間帯割引など、クリニック独自の割引を活用

まず、医療費控除の活用を検討しましょう。歯科医師が「医療上の必要性がある」と診断した場合、確定申告で医療費控除の対象となり、年間の医療費が一定額を超えた分について税金が還付される可能性があります。
また、クリニックによって提供される独自の割引サービスも活用できます。たとえば、平日の日中診療や学生割引、複数本同時治療の割引などがあります。さらに、分割払いやデンタルローンの利用で、一時的な支払い負担を軽減することも可能です。

以下で、より具体的に解説します。

医療費控除を利用

インビザライン治療で医療費控除を受けるための手続き方法を説明します。

年間の医療費が10万円以上(または総所得金額の5%以上)あるか確認します。医療費通知や領収書をまとめ、通院交通費なども含めて計算します。 控除額を計算します。年間医療費から保険からの払い戻し分を差し引き、さらに10万円を差し引いた額が控除対象となります。 申告は、確定申告書と医療費控除明細書を作成し、2月16日~3月15日の期間に税務署へ提出します。 提出から約1か月~1.5か月後に還付金が支払われます。なお、歯科医師による診断書も必要となります。

引用元:No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例|国税庁

時間帯割引など、クリニック独自の割引を活用

インビザライン治療の費用を抑えるため、クリニック独自の割引制度を活用する方法があります。

たとえば、ある医院では平日の日中診療に対する時間帯割引(3%程度)や、治療費の一括払いによる割引制度を導入しています。また、学生割引や家族割引、紹介割引などを実施している場合も。

ただし、割引制度は医院によって大きく異なるため、治療を検討する際は複数の医院の制度を比較検討しておくと良いでしょう。
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口元のお悩みなら、スマイルモア矯正

口元のお悩みなら、スマイルモア矯正

口元のお悩みは、スマイルモア矯正もおすすめです。月額3,000円~始められる矯正治療なので、費用負担を大きく抑えられます。

カウンセリングや治療計画は無料。その後、透明のマウスピースを利用して矯正を行います。見た目にも目立たないので、日常生活での不便はありません。

スマイルモア矯正の詳細はこちらから!→公式サイト

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まとめ

まとめ

インビザラインの費用は症状や治療内容によって30万~100万円と幅があり、治療前の検査費用、治療中のマウスピース代、治療後の保定費用の3段階で構成されます。

費用は歯列の状態や治療目標、医院の立地などで変動し、医療費控除やクリニックの割引制度で負担を軽減できる可能性もあります。

治療を検討する際は、複数の医院で相談し、総合的に判断すると良いでしょう。

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よくある質問

よくある質問

インビザラインの平均的な費用はいくらですか?

インビザラインの平均的な費用は、治療プランの種類や治療の難易度によって異なりますが、全体的な相場は約70万~100万円程度です。

一般的な「インビザライン・コンプリヘンシブ」は、幅広い症例に対応するため費用も高めです。

一方、軽度な症状に対応するプランであれば、40万~60万円前後で受けられるケースもあります。実際の金額は、診断後の治療計画に基づいて決定されるため、事前のカウンセリングで費用の内訳を確認しておくことが重要です。

インビザラインをおすすめしない人は?

インビザラインは多くの症例に対応していますが、すべての方に適しているわけではありません。

装着時間を管理できない方や、重度の不正咬合が場合は適さないこともあります。

また、マウスピースを取り外して食事をするスタイルに不便を感じる方や、装着を習慣化しづらい生活環境にある方には、従来型のワイヤー矯正の方が適していることもあるでしょう。治療の適性は個人差が大きいため、まずは歯科医師の判断を仰ぐことが大切です。

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    少しでも「歯並びを整えたい」と思ったら、ぜひ気軽にご相談ください。

  • 最寄りの医院でお口を詳しくチェック

    詳しい診断のために、最寄りの提携医院で、いろいろな検査をします。

  • 歯科医師が詳細を説明

    歯科医師が、治療後にどんな歯並びになるかや費用の詳細を説明します。気になることがあれば何でも質問できます。

  • スマイルモア矯正を始めるか判断

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