マウスピースの部分矯正の値段は？条件別(前歯のみ・出っ歯)の平均費用も解説

部分矯正の値段は？

部分矯正の費用は、治療方法によって大きく異なり、下記が一般的な価格帯です。

・マウスピース矯正：40万円 費用は矯正範囲や抜歯の有無によって異なりますが、費用の平均は40万円です。軽度な場合や範囲が狭い場合で、抜歯なしの場合であれば15万円程度で治療をうけられる歯科医院もあります。

・表側矯正（ワイヤー）：27万円
ワイヤーの表側矯正は、矯正範囲や別途治療の有無によって費用が変動します。最安値では14万円程度ですが、矯正範囲が広くなるなどした場合は80万円ほどかかります。

・裏側矯正：31万円
ワイヤーを、外からは見えにくい歯の裏側に装着するタイプの矯正方法です。費用は矯正範囲によって異なりますが、23万～42万円ほどで、平均値は31万円となります。

なお、これらの費用に加えて、検査費用（1万～7万円）や定期的な調整費用が別途必要となります。医療費控除やデンタルローンの活用で負担を軽減できる場合もあります。

※スマイルモア矯正調べ（17クリニック計533症例を調査）

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マウスピース矯正の部分矯正の値段：40万円

マウスピース矯正による部分矯正は、前歯など一部の歯並びのみを治療する方法で、費用は40万円が相場です。治療対象は主に笑顔の際に見える上下前歯部分となります。

主なメリットは、下記のとおりです。

・透明なマウスピースで目立ちにくい
・全体矯正と比べて費用を抑えられる

反対に、デメリットとして、症例が限られることがあります。

ワイヤー矯正の部分矯正の値段：29万円

ワイヤー矯正による部分矯正は、歯にブラケットとワイヤーを装着して行う治療法で、費用は29万円が相場です。主に前歯など、部分的な歯並びの改善を目的とした治療方法となります。

主なメリットは、下記のとおりです。

・全体矯正と比べて費用を抑えられる
・早い効果が期待できる

反対に、デメリットはマウスピース矯正と比べて装置が目立ちやすい点です。

ただし、価格は表側矯正か裏側矯正かによっても異なります。表側矯正の費用相場は27万円、裏側矯正の平均は31万円です。

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表側の部分矯正の場合：27万円

表側部分矯正は、文字どおり歯の表側にワイヤーとブラケットを装着して矯正する治療法で、費用は27万円が相場です。必要に応じて歯を少し削って隙間を作ることもありますが、歯へのダメージが最小限になるよう配慮されます。

主なメリットは下記のとおりです。

・多くの症例に対応できる
・大きな歯の移動や噛み合わせの治療に適している

反対に、デメリットは下記のとおりです。

・装置が目立つ
・定期的な通院が必要
・金属アレルギーのリスクがある

治療費用は装置の素材や治療範囲によって変動し、高額になる場合は80万円ほどかかるケースがあります。

裏側の部分矯正の場合：31万円

裏側矯正による部分矯正は、歯の裏面にブラケットとワイヤーを装着して行う治療法で、費用は31万円が相場です。ブラケットは歯の裏面の複雑な形状に合わせてオーダーメイドで製作されます。

主なメリットは、下記のとおりです。

・装置が目立ちにくい
・細かい調整や高精度な矯正が可能

反対にデメリットは、下記のとおりです。

・装置が舌に当たって痛みが出やすい
・話しにくさを感じやすい
・表側矯正と比べて高額になる

セラミックの部分矯正の値段：30万～70万円

セラミック矯正は、歯を動かして並びを整えるのではなく、歯を削ってセラミックの被せ物をすることで見た目を改善する治療法です。

費用は30万～70万円が相場で、1本あたり10万～15万円程度となります。

主なメリットは下記のとおりです。

・治療期間が短い
・歯の色や形も改善できる

反対に、デメリットは下記のとおりです。

・歯を削る必要がある
・寿命が短くなる可能性がある
・歯の位置自体は変わらない

価格帯は治療本数によって変動し、1～2本の場合は10万～30万円程度、前歯6本の場合は30万～70万円程度です。なお、厳密には矯正治療ではなく補綴（ほてつ）治療となります。

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部分矯正の治療以外にかかる追加費用例

部分矯正でかかる費用は、治療だけではありません。下記のような、治療以外の費用もかかります。

以下では、さらに具体的な内訳を紹介します。

プレ矯正(矯正前)期間の費用

矯正治療を始める前に、各種検査や治療が必要となります。主な費用内訳は下記のとおりです。

矯正中の費用

矯正治療中は装置料金の他に、定期的な調整や計画変更に伴う費用が発生します。 主な費用内訳は以下のとおりです。

保定期間の費用

矯正治療後は歯並びを維持するための保定期間があり、下記の費用がかかります。

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マウスピースの部分矯正で治せる歯並びは？

マウスピースの部分矯正は、適用できるケースとできないケースがあります。
以下でそれぞれの例を紹介します。

部分矯正で治せる歯並びの例

部分矯正は前歯を中心とした軽度な歯並びの乱れを治療する方法です。主な適応例は、下記のとおりです。

・軽度の出っ歯
・軽度のすきっ歯
・軽度の歯並びの凸凹（叢生）
・前歯の中心線のズレ
・過去の矯正治療後の後戻り
など

ただし、治療可能かどうかは個々の状態により異なります。

部分矯正で治せない歯並びの例

部分矯正では重度の歯並びの乱れは治療できません。具体的には、下記の症例が挙げられます。

・重度の出っ歯
・重度の八重歯
・重度の歯並びの凸凹（叢生）
など。

また、過蓋咬合（噛み合わせが深い）、開口（前歯が噛み合わない）、受け口など、噛み合わせに問題がある場合は全体矯正が必要となります。
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マウスピースの部分矯正をする際の注意点

部分矯正を始める前には、以下の注意点を理解しておきましょう。

・年齢による違い
大人と子供では骨の成長状態が異なるため、治療方法や期間が大きく変わります。

・矯正治療に関する基礎知識
矯正の種類や特徴、メリット・デメリットなどの基本的な知識を持っておくことで、カウンセリングでより具体的な相談ができます。

・適切な費用についての知識
治療費用の安さだけで判断するのは避けましょう。高度な専門技術と設備が必要なため、適切な費用の理解は必要不可欠です。特に「無料」と謳う治療には注意が必要です。

・クリニック選び
複数のクリニックで相談し、しっかり話を聞いてくれる、治療の説明が丁寧な医院を選びましょう。また、メリットだけでなくデメリットも説明してくれる誠実な対応も重要なポイントです。

マウスピースの部分矯正のメリット・デメリット

マウスピースの部分矯正には、メリット・デメリットがあります。
メリットだけではなく、デメリットも加味することで、後悔のない選択ができるでしょう。

メリット

マウスピースの部分矯正のメリットは、主に下記の4つです。

・全体矯正と比べて費用を抑えられる
・全体矯正が1年～3年かかるのに対し、部分矯正は2か月～1年程度で完了する
・気になる部分だけを選んで治療できる
・毎日少しずつ力を加えて歯を移動させるため、治療中の痛みも比較的軽度

これらのメリットにより、社会人の方も取り組みやすい矯正方法となっています。特に費用面では、全体矯正の半分程度（10万～40万円）で治療が可能です。また、短期間での治療が可能なため、結婚式や講演会などのイベントに向けた治療計画も立てやすいです。

デメリット

マウスピースの部分矯正のデメリットは、主に下記の5つです。

・軽度の歯並びの乱れにしか対応できない
・骨格や噛み合わせに問題がある場合、また重度の歯列不正の場合は治療できない
・全体的な噛み合わせの改善はできない
・前歯を整えることで、逆に出っ歯になる可能性がある
・歯を削る可能性がある

これらのデメリットが気になる場合は、歯科医院に相談して、自身に合った治療方法を計画してもらいましょう。 無料カウンセリングを予約する

マウスピースの部分矯正の費用を抑えるコツ

マウスピースの部分矯正の費用を抑えるコツを3つ紹介します。
費用がネックになっている方は、以下を参考にしてください。

医療費控除を使う

マウスピースの部分矯正は保険適用外の治療ですが、医療費控除を利用することで費用を抑えられる可能性があります。ただし、これは見た目の改善だけが目的の場合は対象外です。

矯正担当医が「機能的な問題があり矯正治療が必要」と診断した場合のみ、確定申告時に診断書を提出することで医療費控除の対象となります。

医療費控除を受けることで、年間の医療費に応じて納税額が減少したり、支払った税金の一部が還付されたりする可能性があります。

デンタルローンを利用する

高額な矯正治療費用は、デンタルローンを利用することで分割払いが可能です。歯科治療に特化したローンで、一般的なカードローンより金利が低いのが特徴です。

ローンを選ぶ際は、利用限度額、金利、返済期間を比較検討しましょう。ただし、デンタルローンを取り扱っていないクリニックもあるため、事前に確認が必要です。

トータルフィー制の歯科医院を選ぶ

矯正治療の料金システムには、トータルフィー制と回数制（都度払い）があります。

トータルフィー制は、治療費用の総額が最初に提示され、治療期間が延長しても基本的に追加料金は発生しません。一方、回数制は初期費用は抑えられますが、治療が長引くと通院回数が増え、費用が膨らむ可能性があります。

料金システムがわからない場合は、カウンセリング時に確認しておきましょう。
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マウスピースの部分矯正の歯科医院の選び方

適切な歯科医院を選ぶ際には、下記の点を重視しましょう。

・具体的な説明を受けられる医院を選ぶ
・複数の医院で相談する
・支払い方法や料金が明確

歯科医師と治療ゴールを共有し、部分矯正でどこまで改善できるか具体的に説明を受けることが重要です。クリニックによって取り扱う装置や治療方針が異なるため、一つの医院で「部分矯正は難しい」と言われても、別の医院では可能な場合もあります。

また、デンタルローンやクレジットカード払いなどの支払い方法の確認も忘れずに行いましょう。納得できる医院が見つかるまで、複数の候補を検討することをお勧めします。

口元のお悩みなら、スマイルモア矯正

口元のお悩みを改善するなら、スマイルモア矯正がおすすめです。スマイルモア矯正は、透明なマウスピースを使用して矯正治療を行うので、見た目を気にせずに治療可能。

また、月額3,000円～なので、費用負担を抑えられます。疑問や不安が残る場合は、専門的なアドバイスやカウンセリングを無料で受けることもできます。

スマイルモア矯正の詳細はこちらから！→公式サイト 無料カウンセリングを予約する

まとめ

マウスピースの部分矯正は、全体矯正に比べて費用と期間を抑えられる治療法です。費用は10万～40万円が相場で、治療期間は2ヶ月～1年程度です。特に軽度の歯列矯正に適していますが、10万円台は過去の矯正後の後戻りなど、ごく軽度な症例に限られます。

費用がネックになる場合は、医療費控除、デンタルローンの活用、トータルフィー制の選択で費用負担を抑えられます。まずは、治療を始める前に、複数の歯科医院でカウンセリングを受け、自分に合った方法を選びましょう。 無料カウンセリングを予約する