2026-10-06
マウスピース矯正を安く受けたいとき、まず目に入るのは各ブランドが表示している料金です。しかし、表示額に含まれる費用の範囲はブランドごとに違い、検査・通院ごとの再診料・追加の処置・保定装置(リテーナー)が別にかかる場合があります。安く受けるために大切なのは、表示額ではなく、治療が終わるまでに支払う総額で比べることです。この記事では、総額の内訳と、5ブランドの公式サイトに書かれている「料金に含まれるもの・別にかかるもの」、総額を抑えるための確認ポイントを整理しました。
※本記事はスマイルモア矯正の公式サイトの記事で、プロモーションが含まれます。各ブランドの情報は各社公式サイトの掲載内容(2026年10月3日確認)を転記したもので、優劣や順位を示すものではありません。掲載順は五十音順です。監修医師は一般的な解説部分のみを監修しており、各ブランドの情報の確認・評価は行っておりません。

この記事の監修医師歯科医師齋藤 博愛 先生
医療法人 誓栄会 千賀デンタルクリニック 副理事長。東京歯科大学 卒業。慶應義塾大学病院歯科・口腔外科研修修了。
日本歯周病学会,日本口腔インプラント学会,日本口腔外科学会所属。
マウスピース矯正の総額は、次の6つの費用でできています。表示額に含まれていないものがあれば、その分が上乗せになります。
マウスピースの製作と治療計画の費用で、各ブランドが表示している料金の中心です。歯の本数・マウスピースの枚数・歯並びの程度でプランが分かれ、表示額がいちばん低いプランは対象の範囲が限られます(例:Oh my teeth の Lite プランは上下前歯12本・マウスピース各7枚以内、キレイライン矯正の9.9万円は上下合計20枚)。
治療を始める前の相談と、レントゲン・歯型スキャンなどの精密検査の費用です。0円のブランドもあれば、別にかかるブランドもあります(例:Zenyum は精密検査代が通常22,000〜33,000円で、クリニックで支払い)。
治療中に医院で経過を確認するたびにかかる費用です。1回あたりは少額でも、通院回数が多いと積み上がります(例:キレイライン矯正の公式サイトの症例は再診料1回3,300円で計算)。通院の回数と1回あたりの金額をセットで確かめましょう。
歯を動かすスペースを作るための歯の研磨(IPR)や、歯の表面に付ける突起(アタッチメント)、あごを広げる装置(拡大床)などの費用です。料金に含むブランドと、別にかかるブランドがあります(例:キレイライン矯正の公式サイトの計算例は拡大床 片顎22,000円・IPR 1回3,300円)。
歯並びが整った後、元に戻らないように付ける装置です。矯正が終わった後に必ず使うため、総額に入れて考えます。5ブランドの公式サイトでは、料金に含めて渡すブランドから、1セット27,000円のブランドまで扱いが分かれます。
デンタルローンなどの分割払いは、回数を増やすと月々の支払額は下がりますが、手数料の分だけ支払総額が増えます。スマイルモア矯正の公式サイトの例では、税込18.7万円(税抜17万円)をデンタルローンで頭金なし・78回払いにすると月額約3,000円〜です。手数料は信販会社やクリニックによって異なるため、月額だけでなく支払総額も確かめましょう。
各社の公式サイト(2026年10月3日確認)に書かれている、表示額の外でかかる費用を並べました。「※」は、必要になる場合があると書かれているものです。
| ブランド | 相談・精密検査 | 通院ごとの再診料 | 追加の処置 | 保定装置 |
|---|---|---|---|---|
| Oh my teeth | 0円 | 0円 | 事前処置 0円 | 上下11,000円 |
| キレイライン矯正 | 初回検診料(医院ごと) | 1回ごと(例 3,300円) | 拡大床 片顎22,000円・IPR 1回3,300円(例) | 別途(医院ごと) |
| スマイルモア矯正 | 無料※ | 無料※ | アタッチメント・IPR 無料※ | 別途(医院で確認) |
| Zenyum(ゼニュム) | 精密検査 22,000〜33,000円 | 公式の料金ページに記載なし | 追加マウスピース無料(諸条件あり)・追加スキャンは負担 | 1セット27,000円 |
| hanaravi(ハナラビ) | 初回無料 | 公式サイトに記載なし | アタッチメント・研磨は全プラン共通 | 完了後に渡す |
各ブランドのいちばん低いプランに、公式サイトに金額が書かれている追加費用を足しました。金額が書かれていない費用は足せないため、右の列に残しています。プランごとに対象の歯の本数・マウスピースの枚数が違うため、同じ治療の値段を比べたものではありません。
| ブランド | 総額 | いちばん低いプラン | 足した追加費用 | 金額が公式サイトにない費用 |
|---|---|---|---|---|
| Oh my teethLite(上下前歯12本) | 15〜16.1万円 | Lite 15万円上下前歯12本・各7枚以内 | リテーナー 11,000円最後のマウスピースを使えば0円 | なし(初診・再診・検査・スキャン・事前処置は0円) |
| キレイライン矯正20枚プラン | 9.9万円+再診料・初回検診料・保定装置 | 20枚 9.9万円参考価格・医院で異なる | —再診料は1回3,300円(公式サイトの計算例)×通院回数で、回数が人により違うため足していない | 初回検診料・保定装置費用・追加治療(医院ごと) |
| スマイルモア矯正軽度 | 18.7万円+リテーナー費用 | 軽度 18.7万円〜標準的な費用 18.7万〜42.9万円・重度は個別見積もり | —初回・再診・検査・スキャン・IPR等は無料※ | リテーナー費用(医院で確認) |
| Zenyum(ゼニュム)ゼニュムクリア | 34.9〜36万円特典が使えれば30万円〜 | ゼニュムクリア 30万円キャンペーン中の表示額 | 精密検査 22,000〜33,000円+リテーナー 27,000円 | 追加スキャン |
| hanaravi(ハナラビ)Basic | 33万円税込換算 | Basic 30万円(税抜)税込換算33万円 | —初回相談・検査は無料・リテーナーを渡す | 公式サイトに記載なし |
表示額がいちばん低いプランに当たるかどうかは、歯の状態で決まります。相談・検査を受けて、どのプランになるか、その総額はいくらかを先に確かめましょう。
見積もりをもらうときは、上の6つの費用のうち何が入っていて、何が別になるのかを書面で確認します。特に保定装置(リテーナー)は治療の後に必要になるため、見落としやすい費用です。
再診料がかかる場合は、治療期間中に何回通うかで総額が変わります。通院の目安回数と1回あたりの金額を確かめましょう。
月々の支払額を下げるために回数を増やすと、手数料の分だけ支払総額が増えます。月額だけでなく支払総額を見て回数を決めましょう。
国税庁は、歯列矯正の費用について「歯列矯正を受ける人の年齢や矯正の目的などからみて歯列矯正が必要と認められる場合の費用は、医療費控除の対象になります。しかし、同じ歯列矯正でも、容ぼうを美化するための費用は、医療費控除の対象になりません」としています(国税庁 タックスアンサー No.1128)。対象になるかは年齢や矯正の目的で判断されるため、治療前に歯科医師に相談し、領収書を保管しておきましょう。
対象の歯の本数やマウスピースの枚数が限られます。たとえば Oh my teeth の Lite プラン(15万円)は上下前歯12本・マウスピース各7枚以内、キレイライン矯正の9.9万円のプランは上下合計20枚です。歯並びによっては使えないため、相談・検査でどのプランに当たるかを確認します。
Zenyum の公式サイトの料金は、2026年9月1日に告知された5周年記念キャンペーン中の表示額です。終了日は公式サイトで確認してください。
スマイルモア矯正の公式サイトには「基本的な矯正費用はどこの院でも同じです」と書かれています。保定装置(リテーナー)の費用や、一部の提携院での精密検査費用は医院ごとに確認が必要です。
マウスピース矯正を安く受けるには、表示額ではなく、相談・検査・再診・追加の処置・保定装置・分割払いの手数料まで含めた総額で比べることが大切です。同じ表示額でも、料金に含まれる費用や対象の範囲はブランドごとに違います。相談・検査で自分の歯並びに合うプランを確かめ、総額の見積もりを書面でもらってから決めましょう。

Process

相談日を予約する(30秒)
少しでも「歯並びを整えたい」と思ったら、ぜひ気軽にご相談ください。

最寄りの医院でお口を詳しくチェック
詳しい診断のために、最寄りの提携医院で、いろいろな検査をします。

歯科医師が詳細を説明
歯科医師が、治療後にどんな歯並びになるかや費用の詳細を説明します。気になることがあれば何でも質問できます。

スマイルモア矯正を始めるか判断
スマイルモア矯正を始める場合は、お申込用紙にご記入いただきます。一旦、お家に持ち帰って検討してももちろんOKです。

クリニックか自宅でマウスピースを
受け取り矯正開始
あなただけのマウスピース装置を製作し、お渡しします。
この記事の参考文献
本治療は保険適用外の自由診療です。
マウスピース矯正とは、透明で薄いマウスピース型の装置を歯に装着し、段階的に歯を移動させる矯正治療法です。従来のワイヤー矯正と比較して目立ちにくく、取り外しが可能です。カウンセリング・精密検査にて歯並びの状態を確認し、口腔内スキャン・レントゲン撮影等を行います。検査結果をもとに3Dシミュレーションで歯の移動計画を立案し、オーダーメイドのマウスピースを製作・装着開始します。その後1〜3ヶ月に1回程度通院し、進行状況を確認しながら新しいマウスピースに交換していきます。歯並びが整った後はリテーナー(保定装置)を装着し、後戻りを防止します。
税込18.7〜42.9万円(スマイルモア矯正公式サイト掲載の標準費用・2026-10-03確認。※症状や希望の治療内容によっては、この範囲を超える費用が発生する場合があります。)他ブランドの費用は各社公式サイトの掲載額で、確認日は2026-10-03です。
治療期間:3ヶ月〜1年程度/通院回数:1〜5回程度(※保定期間は含みます。)
痛み・違和感、歯磨き、歯根吸収、歯肉退縮、ブラックトライアングル、一時的な噛み合わせの不良、顎関節症など。※決められた装着時間(1日20時間以上)を守らない場合、計画通りに歯が動かない可能性があります。
本治療に使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン等)は、医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認機器です。当局においてマウスピース型矯正装置として薬機法の承認を受けているものは存在します。万一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。